前回のGalaxy A01に引き続き、今回はGalaxy A11を紹介します。米国で179ドル(約1万2000円)で夏に発売される予定の機種です。
Galaxy A11は、廉価版モデルでありながらもトリプルカメラやパンチホールカメラなど、最新のハイエンド機種のトレンドを一部踏襲したような端末です。
目を引くトリプルカメラは、1300万画素のメインカメラに500万画素の超広角カメラを搭載。200万画素の深度カメラと共に、縦一列に並んでいます。インカメラはパンチホールスタイルを採用し、エッジ部分の狭い6.4インチ液晶を搭載した大画面ディスプレイで持ちやすくなっています。
背面には指紋認証センサーも搭載し、高速充電にも対応した4000mAhの大容量バッテリーも搭載。カラーも黒、赤、青、白の4色カラーは豊富。デザインに拘らないシンプルなカラーは、プラスチックの筐体にしては魅力があります。チップセットは2016年に発表されたSnapdragon 625ですが、効率性重視のためバッテリー持ちは良さそうな気がします。当然ながら高負荷な作業はできませんが。ただ入門機としてはあまり不自由しなさそうなスペックですね。
昨年日本に投入されたGalaxy A20と同等レベルの値段ですが、この端末はA20よりもSoCなどのスペックを抑えた端末となっています。日本向けGalaxy A20のFeliCaなどの日本向けカスタマイズを施した上での1万円台は、Samsungがかなり攻めた値段設定をしていたものです。今年の国内向けローエンド端末はこのA11か、それともA21か……。どの機種が投入されるのか楽しみなところです。
端末 | Galaxy A11 |
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OS | Android 10 One UI 2.0 |
SoC | Snapdragon 625 / 626 |
実行メモリ | 2 / 3 GB |
内蔵ストレージ | 32GB (microSD 512GB) |
画面 | 6.4型 HD+ TFT液晶 Infinity-O Display 19.5:9 (720×1560) |
リアカメラ | 13MP F1.8 メインカメラ 5MP F2.2 超広角カメラ 2MP F2.4 深度カメラ |
フロントカメラ | 8MP F2.0 セルフィーカメラ |
電池 | 4000 mAh 15W Fast Charge |
寸法 | 161.4 x 76.3 x 8 mm , 177 g |
カラー | Black Blue Red White |
端子 | microUSB 2.0 , 3.5 mm ヘッドフォンジャック |
ネットワーク | Wi-Fi 4 , Bluetooth 4.2 , LTE |
生体認証 | 指紋認証(背面)、顔認証 |