海外情報サイトDroid Lifeは、米Motorolaが2020年9月9日に新製品発表会を実施すると伝えました。発表会はすべて遠隔で実施されるとのこと。
MotorolaはLenovo傘下のスマートフォンメーカー。折り畳み有機EL採用の縦フリップスマートフォン「razr 2019」を投入しており、この後継機である可能性がありそうです。
順当に考えれば「razr 2」「razr 2020」あたりが製品名となりそうですが、Evan Blass氏は、「motorola razr 5G」なる製品名ロゴをリークしており、本機の名称となる可能性もありそうです。
噂では、razr後継機はSnapdragon 765、実行8GBメモリ、256GBストレージ、2845mAhバッテリー、4800万画素カメラ、2000万画素前面カメラを搭載すると、Droid Lifeは伝えています。
先進的な折りたたみ端末といえば、「スマホにもタブレットにもなる」という機能性。しかしrazrは折り畳みOLEDを採用しながら、タブレットには変形せず、あくまで縦フリップで、カッコよさ・レトロフューチャー感を優先しており、好感が持てます。eSIMですし、サブディスプレイも搭載ですし、ガジェットとして純粋に面白いですね。何気に防滴でしたし。この後継機ということで、どのようなものになるのか期待が高まります。
日本市場では協調的寡占を敷き販路を牛耳る大手携帯キャリア三社が、eSIM採用の端末を毛嫌いしており、本機もまた投入されないのかなと思うと、残念なところです。
実は既存3キャリアは、eSIMに対して消極的だ。eSIMに対応すると、契約を解約され他社に流出する恐れを懸念しているようだ。
モトローラの折りたたみスマホ「razr」は、構造上、eSIMのみにしか対応していない。eSIMしかないため、キャリアとしては採用しにくく、日本でキャリアがrazrを扱う可能性はかなり低いのだという。