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Apple MagSafeレビュー。iPhone 12シリーズ以外で使えるか検証してみた

 先日Appleより発売された磁石を用いたワイヤレス充電器、MagSafeが発売されました。筆者もやや遅れて購入することができました。紹介していきます。

 内容物はMagSafeと簡易説明書のみ。

 端子はUSB Type-Cの仕様です。別途、20W以上の出力に対応したPD対応のアダプタが必要です。

 給電部は傷つきにくいラバー状、周囲はアルミニウムのような質感でした。

 背面には何もなく、シンプルな金属面になっています。

 Qi互換と紹介されており、iPhone 8以降機種及びAirPodsのQi対応機種でも利用できるとのこと。ただし、磁石を用いた位置調整は12シリーズのみ。あくまで充電ができるだけですね。

 XS Maxで利用してみましたが、問題なく利用できました。磁石の位置調整がないので、充電できる位置を探す必要がありやや困難です。

 他のデバイスではどうなのかと、Google Pixel 4で利用してみました。充電は問題なく利用できましたが、磁石の影響が気になるところ。

 Qiに対応しているAirPods Proをおいてみました。こちらも問題なく充電できました。

 試しにApple Watch Series 6をおいてみましたが、充電されず。やはりApple Watchに限っては専用充電器が必要そうですね。

 MagSafeは磁石とQiが組み合わせただけに思われがちですが、NFCを用いて15Wに対応しているかどうかを確認し、対応していると判断した場合のみ15Wの給電を行う仕組みです。そのため、15Wで充電できるのは12シリーズのみに限られます。

 今回試した環境では最大5Wが限度でした。アダプタの問題もあるかと思いますので、Apple純正の20Wアダプタも購入し、後に購入予定の12 Pro Maxで細かく検証したいところ。

 磁石問題に関しては気になる点が多々ありますが、MacBookシリーズやiPadの風呂蓋などAppleでは多くのデバイスで磁石を使っています。特に現行のiPad Proは102個の磁石を背面いっぱいに配置しており、iPhoneの比にならないほど影響が考えられますが、現時点で大きな問題が起きてないことを考慮すると、おそらくMagSafeも問題ないのではないか、と思います。

 12シリーズを購入予定の人は1本は持っていても損はしないはずです。従来のQiと比べてズレにくいので、夜に充電器においてて充電できてなかったというパターンも低減されるでしょう。

Apple MagSafe充電器

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