ahamo値下げ。税込総額表示に対応、「通話定額」込で2970円に すまほん!!

 NTTドコモは、事実上のサブブランドである「ahamo」の月額料金を税別2700円(税込2970円)に値下げすると発表しました。部分通話定額込の値段です。

 他社の「povo on au」「LINEMO(SoftBank)」は、通話定額を外すことで税別2480円を実現。これらにどう対抗するのか、ahamoの動向に注目が集まってきましたが、5分間までの通話が無料となる部分通話定額制を内包したまま、価格を若干抑えてきた形。

 この背景には、まもなく開始される消費税の総額表示義務があると推察されます。povoやLINEMOが税込みで3000円以下となっているのに、当初発表通りの価格だとahamoだけが税込3278円となってしまい、20GBプラン競争で格好が付きません。ギリギリ税込み3000円以下の価格に抑えることで、消費者に与える印象を変えることができます。

 エリアはドコモと同じで、5G通信にも対応、容量20GBで超過後1Mbps。さらにahamoの強みである、別料金オプション不要で、国内容量20GB範囲なら無料で利用可能な国際ローミングは、海外82の国と地域でデータ通信が可能。それほど多くないように見えますが、日本人観光客の多い国と地域が重点的にカバーされているので、なかなかバランスが良く、ahamoの素晴らしい点と言えます。

 「dカード」「dカード GOLD」に対応、特典を2021年3月26日以降、順次追加。月間容量への特典として、dカードなら+1GB、dカード GOLDなら+5GB(ただし9月以降予定。)。さらにdカード GOLDユーザーは利用額の10%(最大300ポイント)還元。

 筆者はドコモの大容量プランでdカードGOLDを契約しており、ahamoと同時に解約予定でしたが、しっかり対応してきたので少し迷いますね。ただ単純にこの低価格プランでは、還元額で「月額料金の元を取る」ということはできそうにありません。「容量5GB増量に魅力を感じる」というだけではなく「様々な決済でdカードGOLDを活用する」「他のドコモ関連サービスをよく使う」などの事情も必要でしょう。

 ケータイ補償サービスは引き続き利用可能。ああいった高額な保証サービスは故障しない限り利用しない人が多いので、キャリアとしては非常に旨味のある高利益なビジネスですので、提供も当然でしょう。一方、ユーザーとしては、スマホは肌身離さず持って日々使う道具であり、ここにケータイ補償サービスを付けることで安心感を買えるという意義があり、高利益ながらもユーザーとキャリアにとってWIn-Winのサービスと言えるでしょう。

 留守番電話やキャリアメールといった若者、高リテラシー層の多くが不要とする前時代的なサービスを切り捨てているのも特徴。通話定額を切り離せないのは賛否両論あると思いますが、楽天モバイルを捻じ伏せつつ、未来の太客を取りに行く、挑戦的なプランだと思います。

 ahamo提供開始日は2021年3月26日(金曜)より。

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