モトローラは同社スマホシリーズ「moto g」シリーズの最上位モデル「moto g100」を国内に投入することを5月13日に発表しました。販売価格は5万8800円で、2021年5月28日に発売予定です。
moto g100は正式発表前に「Nio」という名前でリークされていた機種、および中国国内で「Motorola Edge S」として販売されている機種のグローバル版となります。
SoCはSnapdragon 870、日本市場でのメモリとストレージのラインナップはそれぞれ8GBと128GBのみ。moto gシリーズとしては初めての5G端末で、デュアルSIMスタンバイにも対応しています。3万円台でわずかに劣る程度のスペックを持つRedmi K40など、日本で販売されていないスマホを含めるとコスパはどうしても競合機種に劣りますが、日本市場に限定するとmoto g100は間違いなくコスパ最強クラスです。
画面は液晶のフルHD+(2520×1080)、リフレッシュレートは90Hzで、HDR 10+に対応。アスペクト比は21:9でXperiaシリーズとまったく同じ。カメラはパンチホール式ではあるのですが、情報量の多さには期待ができます。インカメラは1600万画素メインと800万画素超広角。超広角カメラも採用することで複数人での自撮りにも対応。自撮りをしない筆者には画面に穴が増えるばかりで邪魔に感じてしまいます。
背面カメラは6400万画素メイン+1600万画素超広角/マクロ+200万画素深度測定の三眼に3D ToFセンサーという構成。最大6K/30fpsでの動画撮影に対応。独特なのがフラッシュ機構で、通常のフラッシュのほかにマクロレンズのフチにRing Flashと呼ばれるライトを設置。被写体に近づいた際のスマホ本体の影を抑えることができます。
バッテリーは5000mAhで、充電は20Wまでとほかの機種に比べかなり控えめです。そのほかの機能としては、SamsungのDeXモードのような外部モニターにつなげてPCライクな操作を行う「Ready For」やNFCに対応、Googleアシスタントボタン、3.5mmイヤホンジャックを搭載しています。
日本での本体色はイリディセントスカイのみ、Moto Storeでの価格は5万8800円。期間限定でSDカードがプレゼントされるようです。日本版での色が少ないのは残念ですが、個人的には結構アリだと感じました。
OS | Android 11 |
---|---|
SoC | Snapdragon 870 |
メモリ | 8GB |
容量 | 128GB |
画面 | 6.7型 21:9(2520×1080) |
カメラ | 6400万画素メイン+1600万画素超広角/マクロ+200万画素深度測定+ToFセンサー |
インカメラ | 1600万画素+800万画素超広角 |
電池 | 5000mAh |
寸法 | 168.38×73.97 ×9.69 mm, 215g |
5G | n1/n3/n5/n7/n8/n28/n38/n41/n66/n77/n78 |
LTE | B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B17/B18/B19/B20/B26/B28/B32/B34/B38/B39/B40/B41/B42/B43/B66 |
3G | B1/B2/B4/B5/B8 |
その他 | Ready For,電源ボタン兼指紋認証,イヤホンジャック,Wi-Fi 6,NFC |