「realme Watch S」レビュー。低価格1万1800円スマートウォッチの実力は? すまほん!!

 コストパフォーマンスに優れた製品を展開する中国発のスマートデバイスブランド、「realme」から発売されたスマートウォッチ「realme Watch S」を購入しました。

 実際に数日使ってみたので、レビューしていきます。

外観

 同梱物は本体、専用充電器、簡易マニュアルのみです。

 relame Watch Sは、1.3インチのディスプレイを持つスマートウォッチで、ケース径は約47mm、厚みは約12mmとなっています。スマートウォッチの中では大きめの部類ですが、約50g程度なので、常に装着していても違和感はないですね。防水性能はIP68。生活防水程度であればなんの問題もありません。

 

 背面はプラスチック。センサー類や充電端子も背面に搭載しています。なお、横に一つ飛び出ているセンサーがありますが、それで酸素飽和度測定が可能です。

 バンドはシリコン素材。サラサラしていて埃は目立ちやすいですが、そこまでチープさは感じられません。ワンタッチで着脱ができますから、22mmサイズのバンドであれば何でも付けられます。スーツに合わせたい場合はメタルバンドなどを選択した方がいいですね。

 サイドには電源ボタンとショートカットボタンが搭載されています。ボタンはスピン加工、サイドはヘアライン加工が施されており、細かい部分まで手が込んでいるなという印象。ボディにはアルミニウム合金が使われているので安っぽさは感じられません

 ディスプレイは液晶。明るさも十分で、日光の刺す屋外であってもきちんと視認できます。解像度も必要十分という感じで、悪くありません。ただ、少し白っぽく感じますね。

 専用の充電はマグネットでピタッと付きます。底面にはゴムの滑り止めも付いており、安定感は良いです。この点は他の同価格スマートウォッチより抜きんでいるのではないかと思います。

realme Watch Sでできること

 realme Watch Sの主要機能は以下の通り。

  • 心拍数モニタリング
  • 血中酸素測定
  • 睡眠トラッキング
  • 音楽コントロール
  • リモートシャッター
  • 通知受け取り
  • スポーツモード(16種類)
  • 座りすぎ注意
  • 水分摂取リマインダー
  • ストップウォッチ

 スマートウォッチとして必要十分と言える機能は一通り揃っています。筆者としては血中酸素測定、睡眠トラッキング、通知くらいしか使わないので、それらをピックアップしてご紹介していきます。

血中酸素測定

 realme Watch Sでは動脈血酸素飽和度(SpO2を測定することが可能です。SpO2の標準値は96〜100%と言われており、90%を下回ってしまうと低酸素状態だと診断されます。この状態が自覚なく続くと身体に悪影響となり色々な疾患に陥るため、早期に発見することが重要です。

 ただ、スマートウォッチで動脈血酸素飽和度(SpO2)は測れたとしても、病状の診断や治療を意図したものではないので、万が一新型コロナウイルスに感染した際に、コロナ肺炎の重症度を知るくらいにしか活躍しません。ご自分の健康面の管理においての目安にはなるかもしれませんね。

 測定自体は、realme Watch S内のアプリから簡単に測定可能。大体10秒ほどで測定が終わります。

睡眠トラッキング

 realme Watch S専用アプリ「realme Link」から睡眠トラッキングのデータを確認できます。深睡眠、浅睡眠、覚醒睡眠、レム睡眠など細かく結果を表示してくれるので、普段自分がどのくらいの質の睡眠なのかが丸わかり。本体サイズも非常に軽量なので、装着しながら寝ても全く気になりません。

通知

 もちろん日本語対応。フォントも違和感なし。

バッテリー持ち

 1回の充電で約15日間持つと商品ページには書かれてありましたが、ほとんど合っています。設定はほぼデフォルト(ディスプレイの明るさは下から2番目)で計測してみました。

  バッテリー残量
測定開始時 98%
1日後 93% 
2日後 86%

 1日あたり5〜7%程度減るので、普通の使い方であれば2週間は持ちますね。スマートウォッチとしては問題ないレベルなので、特に不満はありません。

ウォッチフェイスのデザインが微妙、同期が面倒

 realme Link内には文字盤ギャラリーという項目があり、そこからウォッチフェイスを変更できます。100種類くらいあるので選択肢は結構多いのですが、どれも安っぽいというか、正直微妙なデザインのものばかりなんですよね。

 癖がありすぎるというか、派手すぎるというか、どれもしっくりこない……(個人の意見です)。また、本体ストレージが無いので、ウォッチフェイスを変更する際は一々アプリから同期させる必要があります。地味に時間かかるので、ちょっと面倒でした。

 野良ウォッチフェイスが気軽に導入できるわけでもないので、この点はアップデートで改善されることを祈ります。

総評

 realme Watch Sはデザイン良し、機能面でも必要なものは大体揃っている、バッテリーの心配も無し、という感じで十分なクオリティのスマートウォッチなのかなと感じました。

 ただ、海外版のrealme Watch Sは約7千円と非常にお手頃な価格。今回レビューした日本版のrealme Watch Sは1万1800円と、価格が4千800円ほど上乗せされているのでちょっと残念。

 それでも、他の同じような価格帯の製品と比べれば一歩抜きんでているのではないかなと思います。