Googleがまもなく発表するとみられるハイエンドスマホ、Pixel 6シリーズの実機がついに展示されたようです。Phone Arenaが伝えました。
それによると、ニューヨークに位置するGoogle初の実店舗である「Google Store in Chelsea」にPixel 6およびPixel 6 Proが展示されたとのこと。RedditにはベージュのPixel 6 Proと赤のPixel 6を撮影した画像が投稿されているものの、残念ながらショーケース入りして展示されておりハンズオンは叶わなさそうです。
ただ、「Google純正チップを搭載したスマホに先駆け、魅力をいち早く体験できる」とするポテトチップス、Google Original Chipsを先着1万名+抽選1000名にプレゼントする企画を日本限定で行っているように、Pixelシリーズは日本市場を米国市場と同等レベルで重要視しています。日本でも正式発表前に何らかのサプライズがあってもおかしくなさそうです。
Pixel 6シリーズはSoCにGoogleが4年の年月をかけて独自設計したとしている「Tensor」を搭載。ただしTensorはGoogle独自チップという皮をかぶったSamsungのExynos 9855ではないかといわれており、内部型番からその性能はGalaxy S21に搭載されているExynos 2100にかなり近いのではないかとされています。それでも既存のPixelシリーズの性能はハイエンドとは言えなかったため、大きく方向転換しているといえるでしょう。
SoftbankやGoogleはPixel 6シリーズの発表日を2021年秋としていますが、いまだ正確な日時は告知されていません。