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Pixel 6 Pro対iPhone 13 Pro Max、有名YouTuberによる比較評価は?

     

 イギリスのガジェットレビュワー、SuperSafことSafwan AhmedMia氏が自身のYoutubeチャンネルでGoogle Pixel 6 ProとiPhone 13 Pro Maxの比較レビューをしています。

 触った感じの比較としてはiPhoneは表面がマット仕上げでPixelに比べると指紋が付きにくく、Pixelは丸まったエッジをしておりiPhoneより持ちやすいとのこと。

 Pixelはアンビエント機能でロック中にも時刻や通知の表示を続けられますがiPhoneには搭載されていないそうです。

Pixelのアンビエント機能。本体がスリープ中でも情報が表示され続ける。

 画面上部のノッチはiPhoneの方が顔認証機能搭載のため横長に大きいです。一方Pixelには指紋認証が搭載されていますが、同氏は「マスクを付けることが多い最近の生活では指紋認証の方が使いやすい」と感想を述べています。

左:iPhone 13 Pro Max 右:Pixel 6 Pro

 画面輝度はPixelは最高800nits、iPhoneは1200nitsでiPhoneの方が屋外など明るい場所での使用においてはアドバンテージがありますが、Pixelの方が最低輝度が低いため、より画面を暗くできるため暗い場所ではPixelの方に軍配が上がるとのこと

 両者ともメインの広角カメラ、超広角カメラ、望遠カメラを搭載。Pixelの広角カメラの性能の高さは日中や光源のある夜間の場合、Pixelの方が断然明瞭な画像処理ですが光源の弱い暗所ではiPhoneの方がよりはっきりした画質と評価しています。

左:Pixel 6 Pro 右:iPhone 13 Pro Max

左:Pixel 6 Pro 右:iPhone 13 Pro Max

 超広角カメラはiPhoneの方が6度広い120度に対応。

左:Pixel 6 Pro 右:iPhone 13 Pro Max

 望遠カメラのズーム倍率はiPhoneが3倍に対しPixelは4倍で、ポートレート機能ではiPhoneがLiDAR搭載の為より輪郭の強調された写真が撮れるようです。

左:Pixel 6 Pro 右:iPhone 13 Pro Max

左:Pixel 6 Pro 右:iPhone 13 Pro Max

 ビデオ録画に関してはPixelもこれまでの機種と比較すると大きな改善が見られるとのこと。iPhoneの方は全てのカメラで4Kでの60fps録画を実現しているためスペック的には上。視野角、安定性、暗所での画質全てにおいて優秀で、iPhoneの方が上だと評しています。

 iPhoneは「A15 Bionicチップ」搭載、Pixelは新型「Tensorチップ」を搭載。ベンチマーク値ではiPhoneの方が遥かに高いパフォーマンスを発揮する一方、両者とも普段使いではパフォーマンスに大きな差を感じることはないとのこと。

左:Pixel 6 Pro 右:iPhone 13 Pro Max

 実行メモリはiPhone側が6GBに対し、Pixelがその倍の12GBを搭載。Pixelの方はアプリのバックグラウンド処理が可能になっており、例えばInstagramに写真をアップロードしながら別のアプリに切り替えて作業をすることができますが、iPhoneではアップロードが中断されてしまうとのこと。 

 OSや性能の差に関しては両者それぞれの長所短所があり個人の好みと同氏は評価しつつも、アップデート補償期間の差について言及。

 GoogleによるとPixelのセキュリティアップデートは最低5年間のサポートが補償されていますが、OSアップデートは最低3年間しかサポートされていません。

 一方iPhoneの方は他のスマートフォンと比較しても長い補償期間が設定されており、セキュリティとソフトウェア両方とも最低5年間のアップデートが補償されています。そのため「スマートフォンを長期間使用する予定か、家族に譲るつもりならiPhoneの方が良いだろう」と述べています。

 スピーカーは両者とも上下にステレオスピーカーが搭載されていますがiPhoneの方が迫力のあるサウンドで、同氏の友人の音響エキスパートも同等の評価を下したそうなのでiPhoneの方に軍配が上がるでしょう。

 Pixelは高速な「USB Type-C」を搭載、iPhoneの方はこれまで通り「ライトニング端子」で、Supersaf氏自身MacBook ProやiPad Pro等、USB Type-C搭載のデバイスを使用しているため、「iPhoneのためだけにライトニングケーブルを持ち運ばなければいけないのはとても不便である」と言っています。

 バッテリー容量はPixelが5003mAhでiPhoneの4373mAhに対し大容量ですが、「iPhoneの方が体感20%ほど持ちが良い」と話しています。どちらも充電器は別売り。ワイヤレス充電はPixelが12Wと、iPhoneの7.5Wと比較し高速。Pixelの方は「バッテリーシェア」機能対応によりQi規格準拠のイヤフォンなど他端末の充電も可能。

 同氏は締めくくりとして、「Pixelの方が高いコストパフォーマンスに加えより高速な充電、高性能なカメラを搭載してますが、iPhoneの方がビデオ、バッテリーライフ、処理速度、アップデート対応期間の長さで勝っています。でも最終的にはAndroidかiOSか、好みのOSの問題でしょう。」と述べています。

 筆者はiPhoneユーザーですが、最近のAndroidスマホは性能面では全く引けを取っておらず、値段もiPhoneに比べずっと安いためとても魅力的と感じました。

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