2021年10月28日から国内でも発売が開始されている、Googleの「Pixel 6」シリーズに関して、今後のアップデートで顔認証機能が追加される可能性があると、XDA-Developersが伝えました。
XDA認定開発者のFreak07氏が、Pixel 6の内部プログラムを分析したところ、顔認証に関するコードが記述されていることを発見。この顔認証機能は、Google内部で「Tuscany」と呼ばれており、顔認証システム利用時に、CPUの動作を制御しバッテリーへの影響を低減させるプログラムが記述されていたようです。
Pixel 6シリーズは、発売時点で顔認証は利用不可。生体認証に関しては、画面内指紋認証のみ利用可能となっていました。しかし、「家族の指紋でロックが解除できた」や「指紋認証を6、7回試行しなければロック解除できない」など、信頼性や認証速度に不満の声が集まっていました。
現代の生活には必需品とも言えるスマートフォン。ツールとして使うためには、利便性を兼ね備えていなければなりません。ですが、ロック解除に時間がかかったり、他人が簡単に解除できてしまっては意味がありません。顔認証機能の追加を待ち望んでいるユーザーも少なからずいると見られ、今後のGoogleの動向に注目が集まっています。