さまざまな噂や憶測が流れるGoogleお手製の折り畳みスマホ「Pixel Fold」について、その存在を裏付けるであろうデータやそこからの画面サイズの情報が9to5Googleにより伝えられました。
それによると、現在開発中の「Android 12L」のBeta 2にて、デバイスにSIMカードを挿入するよう促すアニメーションが見つかったようです。ただし、アニメーションの内容自体はPixel 5a等のものと変わらないものとなっています。
しかし今回発見されたアニメーションは、デバイスが折り畳みスマホへと変わっており、それも閉じたときと開いているときの二種類が用意されています。
また、このアニメーションからPixel Foldのディスプレイはアスペクト比が8.4:9でほぼ正方形の形状をしていることがわかるとのこと。
以前はアスペクト比が14:10のGalaxy Z Fold3のような縦長ディスプレイを採用していると噂されていましたが、どちらかといえばOPPO Find Nに近いフォルムであるようです。
Pixel 6シリーズに採用されるTensorチップはSamsungの厚い助力を得て制作、スマートウォッチではGoogleのWear OSとTizen OSが「統合」など、GoogleとSamsungの関係は良好。もしかしたらGalaxy Z Fold3と競合しないようにこのようなサイズ感になったのでしょうか。続報を待ちたいところです。
Android 12Lはタブレットや折り畳みスマホ、ノートPCなどスマホに比べて横に長いデバイスに最適化されたOSです。通知バーやロック画面などがデバイスにより二列に並ぶようになるほか、マルチタスクを行いやすくするタスクバーなどを備えるとしています。昨年10月末に発表され、今年の第一四半期中に正式バージョンの公開が予定されています。