Lenovoは、中国にて空冷システムを搭載したハイエンドゲーミングスマホの「Legion Y90」を発表しました。以前と命名規則が変わっていますが、事実上「Legion Phone Duel 2/ Legion Phone 2 Pro」の後継モデルです。
SoCはSnapdragon 8 Gen 1を採用。Snapdragon 888と比較してCPU性能が20%、GPU性能が30%、GPUのエネルギー効率が25%上昇していると謳います。ゲーミングスマホというだけあり熱処理には力を入れている模様で、複数層の防熱板を用意。
また空冷ファンを二基搭載。1秒間に180立方センチメートルほどの空気を給排気可能としています。
メモリ・ストレージは12/256GBと16/256GB、18/640GBを用意。18/640GBのモデルのみデータを複数台のストレージに分散して書き込み高速化を図る「RAID 0」で構成されており、ランダムライト性能が最大50%向上しているとアピールしています。
もちろん、ゲーム時に役に立つトリガーも豊富に備わっており、本体側面左右の仮想L1/L2,R1/R2ボタンのほかに画面内の感圧式L3/R3ボタンを備えます。またインカメラはゲームで邪魔になるパンチホール式やティアドロップ型を採用せず、Xperiaと同様にベゼルに収める方式としています。
ディスプレイはかなり大きめの6.92インチ有機ELでリフレッシュレートは144Hz。可変リフレッシュレートというほどでもないものの、60Hzと120Hzを状況によって切り替える機能に対応、有効にすることで無効時と比べ29%ほどバッテリーが長持ちするとのこと。
スピーカーはステレオで対称に配置されており、先代と比べ40%の出力向上が図られているとしています。
バッテリーは5600mAhとかなり大柄で、68Wの急速給電に対応。USBポートは底部だけでなく横持ちゲームで充電しながらプレイしやすいように側面中央にも備わっています。
カメラは6400万画素と1300万画素超広角というかなりシンプルな構成で、インカメラは1600万画素。
画面下指紋認証を備えます。本体色はチタングレーのみ。価格は以下の通り。
- メモリ12GB/ストレージ256GB 3999元(7万2000円)
- メモリ16GB/ストレージ256GB 4299元(7万8000円)
- メモリ18GB/ストレージ640GB 4999元(9万1000円)
Snapdragon 8 Gen 1を搭載し、直接のライバルとなりうるNubia Red Magic 7は8/128GBモデルが3999元となっていますが、あちらはリフレッシュレート165Hzや120W充電に対応しているなどメモリ・ストレージ以外のスペックが高いため価格は妥当といったところでしょうか。
OS | ZUI 13(Android 12ベース) |
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SoC | Snapdragon 8 Gen 1 |
メモリ | 12/26/18GB |
容量 | 256/640GB |
画面 | 6.92型 (2460×1080) OLED リフレッシュレート144Hz,1300nit タッチサンプリングレート720Hz |
カメラ | 6400万+1300万超広角 |
インカメラ | 1600万画素 |
電池 | 5600mAh,68W急速充電, 底面+側面USBポート |
寸法 | 177×78.4×10.14mm,252g |
その他 | 画面内指紋 |
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