高いカメラ性能が魅力なHuaweiのハイエンド端末、HUAWEI Mate 40シリーズ。すでに登場から1年半以上が経過していますが、いまだ後継モデルは登場していません。そんな中、明らかにHUAWEI Mate 40をベースとした「TD Tech M40」が、防犯設備などを手掛ける「TD Tech(鼎橋)」から発表されました。
TD Tech M40はSoCにDimensity 1000 Plusを搭載。同SoCは2020年の5月に発表、当時は高い性能をもつSoCでしたが、今となってはせいぜいミドルハイクラスの性能です。なお、Mate 40はHuawei製造の「Kirin9000」を搭載。米国による制裁を受けての変更でしょう。また、TD Tech(鼎橋)は当然ながら規制を受けておらず、そのためTD Tech M40は5Gに対応します。
カメラは6400万画素メイン+1600万画素超広角+800万画素望遠の3眼。誤植かもしれませんが、メインカメラのみが5000万画素から変更されています。Mate 40は特殊な構造のRYYBセンサーをメインカメラを据えており、採用するセンサーの違いがどう響くか気になります。
そのほかのスペックはHUAWEI Mate 40とほぼ完全に同一。ディスプレイはフルHD+の6.5インチ有機ELディスプレイで、Huawei独特の外部ストレージであるNMカードスロットやイヤホンジャックを備え、バッテリー容量は4200mAh、40Wでの有線/ワイヤレス充電に対応。
本体色はブラック、ホワイト、シルバーの3色で、京東(JD.com)での価格は3999元、日本円にしておおよそ7万7000円から。
すでに販売ページが用意されていることに加え、TD Tech M40はWeiboにて実機写真が投稿、リークされています。米国が本件に動きを見せない場合、実際に発売される可能性があります。
OS | 不明(EMUI 11, Android 10?) |
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SoC | MediaTek Dimensity 1000 Plus |
メモリ | 8GB |
容量 | 128/256GB |
画面 | 6.5インチ有機EL リフレッシュレート90Hz タッチサンプリングレート240Hz |
カメラ | 6400万画素メインカメラ + 1600万画素超広角カメラ + 800万画素3倍望遠レンズ |
インカメラ | 1300万画素 |
電池 | 4200mAh,40W |
寸法 | 158.6 x 72.5 x 8.8 mm 188g |
その他 | 40W有線急速充電、2D顔認証、画面内指紋認証センサー、IP53防水防塵 |
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