中国Honorは、同社最新のフラッグシップスマートフォン「Honor 70」シリーズを正式発表しました。
Honor 70 Pro/Pro +
Honor 70シリーズの上位モデル2機種では、SoCを大幅に変更。Honor 60 ProではSnapdragon 778G Plusを搭載したのに対し、今シリーズにおいては台湾MediaTekのSoCが採用されており、「Honor 70 Pro+」にはDimensity 9000、「Honor 70 Pro」には、Dimensity 8000を搭載。
Dimensity 9000は、TSMCの4nmプロセスで製造されており、処理能力の高いCortex-X2コアを搭載。Dimensity 8000に関しても、Snapdragonの700番台シリーズよりも比較的高い処理性能を持っており、先代と比較して飛躍的な性能の向上が期待できます。
本体のデザインは、大きな2つのカメラモジュールと、光の当たり方に応じて見える模様が特徴。カラーバリエーションは、ブラック、グリーン、ゴールドの3色であり、加えて「Honor 70 Pro」では、シルバー色も取り扱います。
カメラには、新たにマクロカメラを兼ねる5000万画素超広角カメラが加わったほか、5400万画素のメインカメラ、800万画素の望遠カメラを搭載する3眼構成となっています。新たに、Vlogモードも追加されており、AIや超広角カメラの広い視野角を利用することで、自動調節により被写体を常にフレーム内に保ちます。
バッテリーは、両機種ともに4500mAhで、最大100Wの急速充電に対応します。同社によると、39分の充電でフル充電可能であると、充電性能もアピールしています。
そのほか、リフレッシュレート最大120Hz駆動に対応する、解像度FHD+の6.78型有機ELディスプレイを搭載。内蔵ストレージは256GBまたは512GB、実行メモリは8GBまたは12GBから選択可能となっています。
「Honor 70 Pro」の本体価格は、実行メモリ8GB・内蔵ストレージ256GBモデルが3700人民元(約7万4000円)から、「Honor 70 Pro+」は4300人民元(約8万6000円)から。発売日はそれぞれ、「Honor 70 Pro」が2022年6月10日から、「Honor 70 Pro+」が2022年6月16日からとなっています。
Honor 70
「Honor 70」は、SoCに先代シリーズと変わらずSnapdragon 778G+を採用する、中価格帯スマートフォンです。本体のデザインも上位シリーズと変わらず、2つの大きなカメラモジュールが特徴。本体カラーはブラック、グリーン、ブルー、シルバーの4色を取り扱います。
ディスプレイは、リフレッシュレート最大120Hz駆動に対応する、上位シリーズと同じ性能の6.67型OLEDディスプレイを採用。
カメラ部に関しても、上位モデル同様に5400万画素の広角カメラ、マクロカメラを兼ねた5000万画素の超広角カメラを搭載。加えて、200万画素の深度測位カメラも搭載しているほか、インカメラは3200万画素となっています。
内蔵ストレージは、256GBまたは512GB、実行メモリは8GBまたは12GBから選択可能。バッテリー容量は、4800mAhであり、最大66Wの急速充電にも対応します。
価格は抑えつつ、上位シリーズに引けを取らない機能を備える「Honor 70」は、2022年6月7日より発売が開始されており、価格は、基本モデルが2699人民元(約5万4000円)からとなります。
各機種スペック比較表は以下の通り。
Honor 70 Pro+ | Honor 70 Pro | Honor 70 | |
---|---|---|---|
OS | Android 12, Magic UI 6.1 | ||
SoC | Dimensity 9000 | Dimensity 8000 | Snapdragon 778G+ |
メモリ | 8/12GB | ||
容量 | 256/512GB | ||
画面 | 6.78型 (1200 × 2652) | 6.67型 (1080 × 2400) | |
カメラ | 広角:5400万画素 超広角:5000万画素 望遠:800万画素 |
広角:5400万画素 超広角:5000万画素 深度:200万画素 |
|
インカメラ | 5000万画素 | 3200万画素 | |
電池 | 4500mAh | 4800mAh | |
寸法 | 163.9 × 74.6 × 8.2mm, 192g | 160.2 × 73.2 × 7.5mm, 171g | |
その他 | GMSなし |
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