中国vivoは、同社のスマートフォンサブブランドであるiQOOから、最新フラッグシップ端末「iQOO 10/10 Pro」を正式発表しました。
デザイン
「iQOO 10/10 Pro」は、先代機種に若干の変更が加えられたデザイン。
カメラ部においては、横長になっていたカメラユニットが小さく収められた一方、同シリーズ端末全ての上半分が細かい模様のついた黒となっています。また、「iQOO 10 Pro」においては、下半分もレザー仕上げのようにも見え、高級感あふれる端末となっています。
先代同様、BMWとのコラボモデルを用意しており、本体カラーは「iQOO 10 Pro」がホワイト、ブラックの2色、「iQOO 10」は、ホワイト、ブラック、オレンジの3色を取り扱います。
充電性能
上位機種「iQOO 10 Pro」においては、先代から大きくパワーアップした、最大200Wの急速充電が利用可能となりました。この端末には、2つのセルに分けられた合計4700mAhのバッテリーが搭載されており、わずか10分で端末をフル充電できるとのこと。軽量200W出力GaN充電器と、1.5mの充電ケーブルも付属するようです。
「iQOO 10」でも、従来同様に最大120Wの急速充電が利用可能であり、上位機種と同じ4700mAhのバッテリーを約19分で充電することができます。
スペック
「iQOO 10/10 Pro」は、SoCにQualcommのSnapdragon 8+ Gen 1を採用。これにより、処理性能やグラフィックのパフォーマンスは従来より10%、エネルギー効率も15%向上したとのこと。同社が測定したAnTuTuベンチマークスコアは113万点だったとのことで、上げ幅こそ大きくはないものの、先代より着実にパワーアップしていることがわかります。
さらに、自社開発のV1+チップを搭載することによって、フレーム補完を行いゲームのフレームレートを向上させたり、端末の温度をあげずに高リフレッシュレートでの表示を維持できます。
実行メモリはLPDDR5規格の8GBまたは12GB、内蔵ストレージはUSF 3.1の256/512GBとなっており、データの読み書きに関しても超高速。
ディスプレイ
ディスプレイは、2機種ともに、6.78型、リフレッシュレート最大120Hz駆動のSamsung製AMOLEDディスプレイを搭載。2機種の大きな違いとしては、「iQOO 10 Pro」は、解像度が1440×3200であり、側面が湾曲したエッジディスプレイであるのに対し、「iQOO 10」は、解像度が1080×2400のフラットディスプレイとなっています。
指紋認証センサーは画面内に埋め込まれており、約0.2秒での高速ロック解除が行えるほか、より広い認識領域を持っており、ストレスフリーなロック解除が行えます。
カメラ性能
カメラは両機種ともに3眼構成。「iQOO 10 Pro」には、メインカメラに5000万画素のSamsung GN5、5000万画素の超広角カメラと、光学式手ぶれ補正を備えた、最大3倍の光学ズームが利用可能な1460万画素の望遠カメラを搭載。
「iQOO 10」も、メインカメラは上位機種同様Samsung製GN5を搭載し、超広角カメラは1300万画素、望遠カメラは1200万画素で、光学ズームは最大2倍。
発売日・価格
「iQOO 10/10 Pro」は、すでに中国国内での予約受付が開始されており、両端末ともに2022年7月26日より販売が開始されます。
本体価格は、「iQOO 10 Pro」が5000人民元(約10万1500円)から、「iQOO 10」が3700人民元(約7万5000円)からとなっています。
iQOO 10 Pro | iQOO 10 | |
---|---|---|
OS | Android 12ベースOriginOS Ocean | |
SoC | Snapdragon 8+ Gen 1 | |
メモリ | 8/12GB | |
容量 | 128/256/512GB | |
画面 | 6.78型 (1440×3200) | 6.78型 (1080×2400) |
カメラ | 5000万画素(広角) 5000万画素(超広角) 1460万画素3x(望遠) |
5000万画素(広角) 1300万画素(超広角) 1200万画素2x(望遠) |
インカメラ | 1600万画素 | |
電池 | 4700mAh | |
寸法 | 164,91 × 75.5 × 9.49mm, 216.2g | 164.55 × 77.1 × 8.37mm, 207g |
その他 | 最大200W急速充電 | 最大120W急速充電 |
中華ガジェット個人輸入の定番サイト [AD] |
AliExpress Global |