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中国電気自動車のNIO、スマホ参入か!

 自動車とスマホを連携させる試みは継続的になされているものの、まだ理想形には程遠いのが現状。そんななか、中国の電気自動車メーカーであるNIOが、同社の自動車との連携を目的としてスマートフォン事業を立ち上げるようです。

 NIOがスマートフォン事業に参入するという情報自体は今年2月に伝えられていたものの、同社の姿勢とその目的が明確になりました。同社のCEO兼会長であるWilliam Li氏は、自動車とうまく連携し、結果的に自動車ユーザーの体験を向上させるスマホを開発したいと述べています。そのため、商業的成功は追い求めず、Appleのように年に1機種ペースでの開発となるとのこと。

 また、NIOの第2世代プラットフォームを採用したモデルは、UWB(Ultra Wide Band)を標準搭載している一方で、iPhoneはUWBに対応しながら機能の開放は行われていないと主張。iPhoneを車のキーとして利用できるようになる「Car Key」機能はすでにいくつかのメーカーの自動車に導入されていますが、NIOは「車のためにスマホを作る」という、スマホが必携品になった現在では、ある意味異様な選択肢を取った形です。

 すでにNIOは、かつてスマホも製造していた「Meitu」の元社長、Yin Shuijun氏を迎え入れ、開発を進めているようです。Androidユーザーならいざ知らず、iPhoneユーザーを振り向かせることのできるほどの利便性を実現することはできるのでしょうか。

情報元Cnevpost
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