Googleとしては久しぶりの同社製タブレットであるPixel Tabletは、現在順調に開発が進んでいるようで、どうやらスペックが固まったようです。91Mobilesが伝えました。
91mobilesによると、Pixel Tabletは試作段階を終え、量産開始前のテストであるEVT(技術検証試験)フェーズに入ったとのこと。裏を返せば、Pixel Tabletの設計やハードウェア、スペックはおおむね確定したということになります。
また、開発者のKuba Wojciechowski氏によれば、Pixel Tabletには128GBか256GBのストレージが搭載され、ディスプレイは10.95インチとなるとのこと。メモリは4GBとやや乏しめですが、SoCは初代Tensorを採用しているとされ、Androidタブレットとしては比較的高性能な部類に入りそうです。
そのほか、Wi-Fi 6およびスタイラスペン規格のUSI 2.0に対応しているとのことで、Fire HDタブレットとは異なりペン作業も行えます。価格も比較的安めではないかと伝えられており、LenovoやSamsungといった企業のハイエンドタブレットとFire HDの中間の需要を埋めるデバイスになりそうです。
別途、Pixel Tablet Proとも噂されるデバイスのコードが発見されており、Googleのスマホ・タブレットに対しての本気度がうかがえます。今後の情報に期待したいところです。