Xiaomiは、中国市場にてミッドハイスマホのXiaomi Civi 2を発表しました。自撮りを行う若い女性をターゲットにしたCiviシリーズの最新端末となります。
パフォーマンス
Xiaomi Civi 2はSoCにSnapdragon 7 Gen1を搭載。Snapdragon 7 Gen 1は今年5月に発表されたかなり新しめのSoC。
Snapdragon 8+ Gen1などと同様の4nmプロセスで製造されており、高い省電力性やバッテリー持ちが期待できます。メモリとストレージはそれぞれ8、12GBと128、256GBが用意されます。
Xiaomi CiviおよびCivi 1Sに搭載されていたSnapdragon 778Gと比較すると、10%のCPU性能向上と20%のレンダリング性能の向上、30%のAI性能の向上を謳っています。また、Xiaomi Civiとから冷却面積が21%向上しているとし、放熱能力の強化をアピール。ゲーム目的でも十分使えるデバイスに仕上がっています。
ディスプレイ
ディスプレイは6.55インチFHD+(2400×1080)有機EL。10億色の表示に対応するほか、ターゲットとする若年女性が持ちやすいスマホのサイズと表示領域を両立すべく、側面はエッジしています。リフレッシュレートは120Hz、1920段階の調光に対応しており、十分に快適なスペックです。
カメラ
背面カメラ
背面カメラは6400万画素のIMX766に2000万画素の超広角、200万画素のマクロの3眼。うちメインを担うIMX766はセンサーサイズが1/1.56型で、先代の1/1.97型から大幅に大型化。取り込める光量は101%増加したとアピールしています。ここはかなり魅力的なのではないでしょうか。
インカメラ
背面のカメラが大幅強化されたといっても、やはりCiviシリーズの本領はインカメラ。こちらも大幅に進化し、自撮りに便利な機能を多く提供しています。
インカメラはいずれも3200万画素の広角および超広角という2眼構成。Huawei製端末などで多く見られた丸薬型のパンチホールを採用しています。ちなみに、デュアルインカメラはXiaomiデバイスとして初とのこと。
超広角カメラは複数人での自撮りなどに便利なわけですが、3人以上がインカメラに映っていた場合、自動的に超広角レンズへの切り替えを促すようです。自撮りにフォーカスしたスマホとあってか、ディスプレイ側にフラッシュを2か所に搭載。ハイエンドスマホでもディスプレイ側フラッシュはほとんど見かけません。
また、目のくまやほうれい線を除去したり髪のボリュームの増加などが行えるフィルターが純正カメラに搭載。Vlogや性別ごとのフィルターの適用、また立体感を残す写真のトーンなど、様々な自撮りや発信のための機能が用意されているようです。
ハード
バッテリーは4500mAh。ワイヤレス充電には変わらず対応しませんが、最大67Wでの急速充電が可能。40分で満充電が行えます。
バッテリー容量自体は持ちやすさのためか、ほかのXiaomiデバイスと比較してわずかに少なめですが、重量は171g、厚みは7.23mmと比較的軽量です。
Civiシリーズのデザインは若者ウケするような色合いが特徴ですが、ラメ入りで煌びやかだった先代とはまた趣が違い、落ち着いたデザインとなっています。
本体色はブラックとパープル、ブルーにホワイトの4色。
うちホワイトのみスカートをイメージしたデザインであるようで、Redmi Note 11Tシリーズのようにコラボ版、とまではいかないまでも、ハローキティがマスコットキャラクターに起用されているようです。
価格
価格は最安のメモリ8GB/ストレージ128GBのモデルが2399元(4万8000円)で、本体色はブルーとグレーのみ。8/256GBおよび12/256GBモデルでは4色すべてが選択可能で、価格はそれぞれ2499元と2799元となります。
スペック表
OS | Android 12ベース MIUI 13 |
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SoC | Snapdragon 7 Gen1 |
メモリ | 8,12GB |
容量 | 128,256GB |
画面 | 6.55型 FHD+(2400×1080) 120Hzリフレッシュレート |
カメラ | 5000万画素 IMX766 2000万画素 超広角 200万画素 マクロ |
インカメラ | 3200万画素+3200万画素超広角 |
電池 | 4500mAh 67W急速充電 |
寸法 | 159.2×72.7×7.23mm, 171.8g |
その他 |
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