シャープは、「AQUOS R8 pro」を正式発表しました。
「なんとなくハイエンド」で選ばれる時代は終焉し、明確な意志を持って選ばれる時代に。シャープは趣味をとことん楽しめる独自技術の機種で応じ、そして今回も。AQUOS R8 proがR7の直系後継機の扱いです。
引き続き撮像素子は4720万画素Sony IMX989、レンズはLeica提携SUMMICRONレンズ。今作では、正確な色表現のために人間の目に迫る光の認識能力を得るべく、新たに14chスペクトルセンサーを搭載。600種類の光源を判定して正確な色表現を実現すると謳います。
AIエンジンの進化により被写体判定を緻密に。日常の食事とスイーツをわけて判定。美味しそうに見える画質を実現。
日の出日の入りの微妙な違いも区別し、適切な画質・色温度で表現してくれるとのこと。
星空には専用モードを準備。しっかり長秒露光して、画像処理でもノイズとして除去されていたような小さな星も除去しないようにしているとのこと。
花火モードも実装。単にHDRをかけただけではシャドウが明るくなってしまいがちなところをしっかり暗く落とすことで綺麗に花火を描写できるのだとか。
ペットに合わせる高速な瞳AF・追尾技術を搭載、正確に合焦可能。
なおWeb調査を行ったところペットを撮影してSNSに共有するユーザーが結構いるそうで、今回ポートレートモードでペットをAI判定も可能に、そして毛並みやぼかしの調節も。
いつでも撮れるHDR。高速RAW HDR処理速度は40%高速化、この恩恵として秒間15枚連写しても高画質を実現。
従来機種で連写してもHDRが効かずハイライトが飛んでしまっていますが、AQUOS R8 proなら1枚1枚が高画質。これなら連写したくなりますね。
超高画質HDRを高速連写ワロタwwwww pic.twitter.com/pyKpmX6wpP
— すまほん!! (@sm_hn) May 9, 2023
デジカメのフィルターがそのまま使える!表現の幅を広げるべく、様々なレンズフィルターに対応へ。レンズフィルターメーカーから開発協力を得ているとのこと。市販されている多種多様なレンズフィルターに対応するといいます。シャープの認定アクセサリー「DESIGN FOR AQUOS」から登場予定。簡単につけ外し可能。
AQUOS R8 proスゲーwwwww pic.twitter.com/j6hUct0NR5
— すまほん!! (@sm_hn) May 9, 2023
たとえばこの作例で使用したのはNDフィルター。シャッタースピードを長くして滝を流し撮りしようとすると、本来カメラなら「絞る」必要があるわけですが、スマートフォンのカメラではそれができないため明るくなりすぎてしまいます。そこで減光させることで実現した一枚というわけ。専用機のカメラにおいても様々な可能性を引き出す豊富なフィルター資産が、AQUOS R8 proで使えるというわけです。これは絶対に楽しいやつ。
今作から導入された全く新しい放熱設計。なんとカメラリングに熱を誘導して放熱します。特許出願済みとのこと。
実のところスマホの2大熱源はカメラとCPU。そこでシャープはCPUとカメラが近いことに着目、今回の発想に至ったとのこと。放熱性の高いアルミニウム素材を採用し装飾性にも寄与。目の付け所がシャープだね。
カメラも熱源ですが、やはり一番発熱するのはSoC。高性能なCPUと熱の発生を抑えるCPU制御技術も導入。
こうした努力の結果、表面温度は最大8度、熱発生量約30%削減に成功、カメラ撮影最大2倍、ゲーム最大3倍のパフォーマンス持続を実現したといいます。
AQUOS R8 pro カメラリング部全体が放熱機構、その発想はなかったわ…… pic.twitter.com/k5cPCwWQ1B
— すまほん!! (@sm_hn) May 9, 2023
ディスプレイはPro IGZO OLEDを搭載。10億色、ピーク輝度2000nit、なめらか省エネ1-240Hz可変駆動に対応します。
従来のブルーライトカットモード(リラックスビュー)では画面が黄色っぽくなってしまっていたのを今回、OLED素材を新規開発することで、設定無しで画面の色味そのままでブルーライトを50%抑制しているとのこと。
波長をズラして抑制しているので、「ブルーライト『カット』」といった表現は用いないといいます。
Dolby Visionに対応、周辺の明るさに合わせて最適に画質調整するLight senseにも対応します。
Dolby Vision Light Sense
左R7
右R8 pic.twitter.com/fkmALOW9di— すまほん!! (@sm_hn) May 9, 2023
スピーカーはAQUOS R7から継承。その他スペックは以下の通り。
発売日は、ドコモは2023年7月以降、ソフトバンクは2023年7月上旬以降。
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詳細はソフトバンクの公式サイト(https://www.softbank.jp/mobile/)でご確認下さい。[AD] |
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