弊誌はアフィリエイト広告を利用しています。

将来のiPhoneは傷付きにくくなる? Appleが新材料の特許を取得

 海外サイト「AppleInsider」は6月15日、Appleが取得した「空間複合材料」の特許について伝えました。

 同サイトによると、空間複合材料は複数の耐摩耗性をもった素材(金属またはセラミック)を全体に細かく配置した物。各素材は10〜100ミクロンという非常に狭い間隔で並んでおり、耐摩耗性の高さと最低限必要な強度の確保、電波の通しやすさといった面で、スマートフォンの筐体に適した材料となっているようです。

Appleによる特許の説明図

 2023年現在、スマートフォンの筐体を傷から守るにはケースやフィルム、コーティングといった手法を使う必要がありますが、近い将来これらが不要となるかもしれませんね。

 なお、空間複合材料が重視しているのは耐摩耗性であって、耐衝撃性(落下等による破損を防ぐ性能)ではありません。そのため、この素材が実用化されたとしても、落下から本体を守るためのケースやガラスフィルムなどは引き続き必要と思われます。

詳しく読む
すまほん!!を購読しませんか?

Twitterでも最新更新を配信・通知しています

フォローする 再度表示しない