メタバース「NeosVR」の後継プラットフォーム「Resonite」ローンチ。Steamで無料ダウンロード可能

　VRで楽しめるメタバース「Resonite」の早期アクセス版がローンチしました。Steamから無料でダウンロード可能で、PCだけ（デスクトップモード）で遊ぶこともできます。

　本作は、「VRChat」や「cluster」といったソーシャルVRに属する作品。自分の好きなアバターを使って好みのワールドに移動し、散策やコミュニケーションを楽しむことが可能です。

　プラットフォーム内では、インベントリへのアイテム保存や、ワールドに存在するオブジェクトを（リアルタイム）編集するといった機能を使うことも可能。「VRChat」よりも、更に自由度やクリエイティブの幅が広い感じです。

　全身トラッキングにも対応しており、追加のトラッカーを使って、アバターの全身を動かすこともできますよ。

　そんな「Resonite」ですが、実はリリース前、VR向けプラットフォーム「NeosVR」の元制作陣が、開発に携わることで注目を集めました。

　「NeosVR」は、ソーシャルVR系のメタバースで、「Resonite」のような高い自由度で有名でした。ただ、制作スタッフと経営陣が揉め、最終的に決別。離脱したスタッフが「Resonite」を立ち上げた経緯があります。波乱万丈のエピソードが、VRユーザーの関心を引いたというワケですね。

　プラットフォームの外で盛り上がってる感はあるものの、元「NeosVR」開発陣の実力は折り紙付き。「VRChat」といった、先行する他メタバースとどのような差別化を図っていくのか、今後の展開やアップデートに注目です。