海外サイト「GSM Arena」は10月13日(現地時間)、グーグルが発売した「Pixel 8 Pro」の耐久性テストに関する動画を紹介。1世代前のモデル(「Pixel 7 Pro」)と比べ筐体の曲げに対する強度が上がったと伝えています。
同サイトが取り上げたのは、YouTuberで「JerryRigEverything」チャンネルを運営するZack Nelson氏が10月13日にアップロードした「Can the Google Pixel 8 Pro even Survive 7 YEARS?! – Durability Test!」という動画です。
内容は本体表面のスクラッチテストやフレームの材質確認、さらにディスプレイをライターで炙ったり、分解したりと多岐に渡りますが、注目すべきは動画の終盤に登場する折り曲げテスト。ここではPixel 8 Proを両手で横向きに持ち、背面やディスプレイの中央部に左右の親指で力を掛けて本体を曲げようとするのですが、結果は若干たわんだ程度。複数回テストしても、曲がったり折れたりすることはありませんでした。
GSM Arenaによれば、同氏が過去に投稿した「Pixel 7 Pro」を対象としたテスト動画では、折り曲げテストの段階で本体が曲がってしまったとのこと。両機種の結果を踏まえ同サイトは、Pixel 8 ProはPixel 7 Proと外観はよく似ているが、内部構造には歓迎すべき変更点があると結論付けています。
Pixel 8シリーズは公式に発売から7年間のソフトウェアアップデートを保証しているので、もし本当に本体強度が上がっているのなら、ユーザーにとっては嬉しい改良と言えるでしょう。
動画内のテストはZack Nelson氏が独自に実施したものであり、専門の検査機関による厳密なテストではありません。
また、Pixel 8 Proに限らず、スマートフォンの分解は一歩間違えると感電や火災を招く危険な行為です。メーカーの保証も消滅するため、動画の内容を真似することはお勧めしません。