Googleは、Pixel、Nest、Fitbitのハードウェアを担当するデバイス&サービスチームを再編成しており、大規模なリストラを行ったことがわかりました。9to5Googleが伝えています。
Pixel、Nest、Fitbitの各部門には、デザイン、ハードウェアエンジニアリング、ソフトウェア、UIなどの側面を処理する個別の独立した部隊があったものの、再編により機能的な組織モデルに切り替え。Pixel、Nest、Fitbitのハードウェアエンジニアリングを担当する部隊を1つにまとめてしまったとのこと。
ただしAppleもハードウェアについて似たような機能的な組織の編成となっていることから、解雇されたスタッフたちには同情するとしつつ、Googleのハードウェアにとって理にかなっているのではないかと9to5Googleは分析します。
Pixelスマートフォンチームは、9to5Googleが入手した情報によるとほぼそのまま。Fitbitの共同創業者であるJames Park氏とEric Friedman氏、FitbitのリーダーがGoogleを離れるとのこと。
Googleはデバイス&サービス部門全体で数百人を解雇することになり、その打撃の多くは、拡張現実(AR)ハードウェアチームで行われているそうです。これはGoogleがもはや独自のARハードウェアに取り組んでおらず、OEMパートナーシップモデルに注力することを示唆しているといいます。