Samsungは、先日発表したミッドハイクラスのスマートフォンである「Galaxy A55」にて、2016年にGoogleが導入したシームレスアップデート機能を導入しました。
GSMArenaによると、同機能はSamsungを除くほとんどのAndroidスマートフォンに採用されていたようで、8年越しにSamsung端末への搭載が実現したことになります。
シームレスアップデートは字句通りに素早くアップデートが行える機能で、システムの領域を2重に保有し、片方にアップデートをインストールすることで、ユーザーが端末を利用しながら、つまり端末を利用できない時間を最小限に抑えてアップデートが行えるうえ、アップデート失敗や文鎮化といったリスクの低減も実現できるという利点を持ちます。
シームレスアップデート自体は2つのパーティションを必要とするという理由から、少なくとも初期化なしで非対応デバイスに適用できる機能ではないようです。このため、シームレスアップデート対象端末がどのように広がるのかは今後の続報に注視する必要がありそうです。