京セラは、法人向けタブレットの「DIGNO Tab2 5G」を発表しました。KDDIより、今年秋以降販売開始予定。
様々な業界で電子化・オンライン対応が進み、タッチ決済やマイナンバーカードの利用拡大によってNFCカードリーダーの需要が増えることが予想される中で、多様なビジネスシーンに対応できるように開発されたタブレットとしており、幅広い機能性を持ちます。
搭載するチップはMediaTekのDimensity 6100+。あまりメジャーなSoCではありませんが、AnTuTuベンチマークスコアは40万点台前半ほどと、個人はともかく法人向けとしてはまず困らない性能です。メモリは4GB、ストレージは64GBと法人向けらしいかなり割り切った容量ですが、最大1TBのmicroSDカードに対応。
ディスプレイは10.1型の液晶で、手袋をした状態や濡れた手でも操作が可能。ここは高耐久スマホを得意とする京セラらしさを感じさせます。またIPX8等級の防水に対応し、本体をハンドソープやアルコール除菌シートでお手入れ可能。
バッテリーは7000mAh。カメラは背面800万画素、インカメラ500万画素。
本体前面、画面側にNFCリーダーを搭載。店舗の決済用端末として、外付けカードリーダーいらずでマイナンバーカードや交通系IC、クレジットカードのタッチ決済が行えます。また、前面・背面カメラともにオートフォーカスに対応しており、QRコード決済やバーコードの読み取りに利用できます。
Androidバージョンは現行最新のAndroid 14で、最大2回のOSアップデートを約束します。
ディスプレイ | 約10.1インチ |
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OS | Android™ 14 |
対応SIM | Dual SIM (nanoSIM+eSIM) |
対応通信規格*1 | 5G/4G LTE/WiMAX 2+ |
CPU | MediaTek Dimensity 6100+ |
メモリ (内蔵) (外部) |
(内蔵)RAM:4GB /ROM:64GB |
(外部)microSDXC(最大1TB) | |
バッテリー容量 | 7000mAh |
カメラ(メイン/サブ) | メイン:約800万画素 CMOS AF サブ:約500万画素 CMOS AF |
耐落下/防水/防塵 | 75cm落下/防水(IPX5/IPX8)/防塵(IP6X) |
サイズ (幅×高さ×厚さ) | 約W260×H169×D9.9mm (突起部を除く) (TBD) |
重量 | 約530g(TBD) |
Bluetooth | Ver.5.4 |
Wi-Fi テザリング | 同時最大接続15台 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n(2.4/5GHz)/ac IEEE802.11r※/k※/v※/w(Wi-Fi高速ローミング) (※部分的対応) |
衛星測位システム | GPS/GLONASS/BeiDou/Galileo/QZSS対応 |
NFC / FeliCa | 〇 / △ |
外部接続 | USB Type-C/イヤホンジャック(3.5) |
生体認証 | 顔認証(Class1)/指紋認証(Class3) |