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円形画面から長方形に!ZTEの次期折り畳みスマホが認証通過

 中国ZTEのNubiaが、次期折り畳みスマートフォンの「Nubia Flip 2」を開発しており、すでに中国の認証機関であるTENAAを通過していることが判明しました。Phone Arenaが伝えています。

 Nubia FlipはZTE/Nubia系列として初めての折り畳み端末。世界に先駆けてワイモバイルが「Libero Flip」として定価6万3000円という金額で販売し、話題になりました。今回のNubia Flip 2はその後継端末にあたるわけですが、果たして日本でも導入されるかは分かりません。

 TENAAは各国の認証機関の中ではデータから読み解ける情報がかなり多めになっており、外観画像含めてかなり多くのスペックが明らかになっています。もっとも目を引くのは、従来型のサブディスプレイに採用していた小型の円形ディスプレイから、オーソドックスな長方形型のディスプレイへ変更。カメラも左側に寄っており、他社の比較的高級な折りたたみスマホ然とした見た目に変わりました。

参考:初代nubia Flip

 Nubia Flip 2のカバーディスプレイは3インチの有機ELを採用し、解像度は422 x 682ピクセルであるとのこと。これは初代モデルの1.43インチ、466 x 466ピクセルのディスプレイからかなり大幅なサイズアップとなります。

 カメラは5000万画素のメインと200万画素のマクロの2眼で、もちろんLEDフラッシュも搭載。折りたたみスマホとしては比較的手ごろな端末というのを継承するためか、ここのスペックは変わっていません。

 LEDフラッシュはリング型になっていますが、これがどういった役割を果たすのかは不明。リング型のLEDで通知や着信を知らせたりする機能を備えるスマホは存在しますが、このタイプの折りたたみスマホでそれをする意味はありません。なんてったって右側にデカいディスプレイがありますし。

 メインディスプレイは6.85インチの有機ELで、解像度は1188 × 2970ピクセル。調達の問題か、先代の6.9型よりわずかに小型化しています。本体サイズはほとんど変わらないものの、重量は先代の214gから193gへと大きく軽量化を果たしています。

 現行モデルではミッドレンジ帯のスマホ向けSoCであるSnapdragon 7 Gen 1を搭載していましたが、Nubia Flip 2で採用するSoCは不明。個人的な希望でいえば、MediaTekが「2画面スマホ向け」として出したDimensity 7300Xあたりを搭載してほしいところです。

 また、バッテリー容量は4310mAhからわずかに減り、4225mAhとなるとのこと。まあ誤差レベルですね。

 Nubia Flip 2の正式発表は2025年第1四半期とウワサされているようです。初代モデルより洗練された印象を受けますが、初代で感じた価格面でのインパクトをもう一度感じさせてくれるのでしょうか。