vivoは最新フラグシップ、X300 Proを発表しました。同社にとっては、vivo X200 Pro以来、1年ぶりのProシリーズです。
画面サイズは6.78インチ、厚さは7.99mmと、昨今のフラグシップモデルとしては標準的なサイズです。

SoCは最新のMediatek Dimensity 9500を備えます。Antutuスコアは400万を超え、Snapdragon 8 Elite Gen5とほぼ同等のスコアです。

OSはAndroid 16ベースのOriginOS 6。デザインは半透明のガラスを意識しており、ロック画面は時刻が縦に長くなっています。Appleに強くインスピレーションを受けたデザインになっています。

OriginOS 6のコントロールセンター画面

OriginOS 6のロック画面
そして、vivoの代名詞ともいえる、ZEISS監修カメラ。
広角レンズ素子はソニーのLYT-828(ジンバルOIS対応)を搭載し、F値はF1.6となっています。これは最強カメラスマホであったvivo X200 UltraのF1.7より小さい値で、さらに明るく、ボケのある写真撮影が可能となります。
超広角は50MP。望遠は200MP 3.5倍光学望遠で、サムスンのISOCELL HPBを搭載します。HPBはHP9の改良版で、vivo専用にカスタマイズしています。

写真としては、自然な画質で撮影できることを全面的にアピールしています。

インカメも広角オートフォーカスで、効果的に撮影できるとしています。

さらに200mmの変態超望遠レンズキットも別売りで完備!「観劇、観戦、望遠撮影などあらゆるシーンで圧倒的な迫力を実現」と謳っています。

また、カメラキットには2300mAhバッテリーを備えており、電池切れを心配せずにカメラ撮影に集中できそうです。ストラップも付属しているのが嬉しいですね。

肝心のスマホのバッテリー容量は、6510mAhとぶっ飛んで大容量に。

値段は5299人民元(約11万2000円)から。大陸版だからとはいえ、これだけの性能でこの安さは凄いなと感じます。
| vivo X300 Pro | |
|---|---|
| OS | OriginOS 6 (Android 16ベース) |
| SoC | Mediatek Dimensity 9500 |
| 実行メモリ | 12GB/16GB |
| 内蔵ストレージ | 256GB/512GB/1TB |
| 画面 | 6.78インチ、LTPO AMOLED、リフレッシュレート120Hz、輝度4500nits(peak) |
| Wi-Fi | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/6/7 |
| Bluetooth | Bluetooth v5.4、A2DP、LE、aptX HD、LHDC 5 |
| カメラ | 広角レンズ: LYT-828、5000万画素、24mm、f/1.6、1/1.28″、PDAF、OIS 望遠レンズ: ISOCELL HPB、2億画素、85mm、f/2.7、1/1.4″、PDAF、OIS、光学3.7倍ズーム 超広角レンズ: 5000万画素、15mm、f/2.0、119˚、1/2.76″、AF |
| インカメラ | 5000万画素、f/2.0、1/2.76″ |
| 電池 | Si/C Li-Ion 6510mAh、90W有線充電、40W無線充電 |
| 寸法 | 161.2 x 75.5 x 8mm、226g |
| その他 | 指紋認証(画面下、超音波)、防水防塵IP68/IP69 |


















