デジほん7冊目「Kindle PaperWhite ハードウェアレビュー」

 以前の開封の儀から、少し間が開いてしまいましたが、Kindle PapwerWhiteのハードウェアをレビューしていきます。

手触りの良い本体

 本体はマット調で手触りが良く、手から滑り落ちることがありません。適度な重みを持っているため、手に吸い付くような感覚で本体を持つことができます。

 電源ボタンやUSBポートは本体の下部に集まっており、電源ボタンが上部や側面にあるタブレットに慣れていると、少し違和感を覚えるでしょう。

質の良い電子ペーパー

 書籍を表示する電子ペーパーの品質はおおむね高く、求められる品質をクリアしていると感じました。

 少し、接写するとこのような感じです。

 解像度が高いこともあり、複雑な漢字や振られたルビも滑らかに表示されます。

 最近は5インチでフルHDの品質を持つスマートフォンが登場するほど「解像度」に対する注目が集まっており、電子ペーパーの解像感を是非、体感してもらいたいと思います。

 6インチで212ppiという数字を聞くと「へ?最近のスマホと比べると少し低くないか?」と感じてしまう時代ですが、液晶と電子ペーパーは根本的に構造が違うため、これぐらいの解像度で十分な表示品質を確保しています。

バックライト、若干のムラがあり。

 Papwer Whiteのモデルから搭載されたのがバックライトで暗い中でも、光源がなくとも読書が可能です。

 最大輝度にすると明るすぎるくらいのバックライトで0から24まで、最大25階調の明るさが設定できます。喫茶店やお昼の室内など明るい場所では、バックライトはオフ。夜のベッドといった暗い場所では15くらいに設定すれば十分な明るさを確保できます。

 筆者は読書のためにベッドサイドに白色のライトを置いていましたが、それが必要なくなりました。

 なお、バックライトには若干のムラがあり、輝度を5から6ほどに設定して、真っ暗な中で表示をすると、そのムラがはっきりとわかります。

 ただ、利用しているうちに少しずつムラがなくなってきたようにも感じますし、常用しない明るさなので、筆者は特に不自由を感じません。

これが答えなのか?

 ”電子書籍を表示するデバイス”に求められる性能は、読書をする人それぞれ少しずつ異なると思います。筆者はサラサラの本体と紙を彷彿とさせるディスプレイの加工が好きですが、好みが分かれるポイントになりそうです。

 本体の内蔵メモリは2GBで外部メモリに対応していないことから、いわゆる「自炊」には向かない端末であり、Amazonから書籍を購入し楽しむことを念頭に設計されていることが、はっきりとわかります。

 自由度を殺し、使いやすくしたハードウェアの典型であり、これがすべての答えだとは思いませんが、多くの人が難しいことを考えず簡単に使える。そんなハードウェア構成になっていると思います。さながら電子書籍に大衆普及期といったところでしょうか。

 次回はソフトウェアの作りをレビューしていきます。

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