ゲームタイトルの豊富なPS4が前から欲しいなあと漠然と思っていたのですが、決定打を欠いており、購入するか否か手をこまねいているうちに、気づいたら手元になぜかWii Uがありました。
内蔵ストレージ容量32GBのプレミアムセット。容量8GBのベーシックセットは生産終了だそうで。
Wii Uは、任天堂のWiiの後継ゲーム機。グラフィック性能はPS3、Xbox360程度。任天堂の家庭用据え置き型ゲーム機は、私にとってはGAMECUBE以来だと思います。あれはスマブラとピクミンとゾイドしかやらなかったですが。
箱の中身。
タブコン。液晶付きのコントローラー。さほど軽くはありません。想像していたほどは重くない。液晶解像度はWVGA(800×480)。ディスプレイ品質は良くはないものの視認性が悪いということはありません。低解像度であることは意識しないですし、必要十分といったところ。あえて野暮を承知で言うと、最新スマホ比で見ると悪いです。内蔵スピーカーの品質も悪いですがあくまでゲームの補助なので些細な問題です。
付属の充電ケーブルでタブコンを充電する必要があります。このケーブルを付属の卓上ホルダに接続すると、タブコンを挿しこむと充電できるようになります。
Wii U本体裏側。ACとHDMI端子を挿せばいいのですっきり。
付属のコレ、スタンドになります。
ご覧のとおり縦置きにも対応。どっかのアジアで買ったDVDプレイヤーだよと言われても気付かない人がいそうな程度にはやや没個性的なデザインですが、すっきりしていて悪く無いと思います。
初期設定は子供でもできるような工夫が凝らされていて面白かったです。さすが任天堂。
あと画面上のMii(アバター)やゲームキャラクターが吹き出しで会話するインターネットのコミュニティ表現がSFっぽくていいと思います。たまに吹き出しにイラスト描いてる人がいるので、タブコンのタッチパネルの数少ない意義かも。
決して悪いハードでもないと思いますしトータルでは満足してるんですが、タブコンがあまりよくないですね。前述の点に加え、L/R(スティック)の垂直押し込み動作がしづらい。手元のコントローラーにディスプレイが存在する意義はゲーム中にはほとんどなく、単に視線移動が増えるだけで、疲れます。さらに電池は2~3時間程度しかもたない。タブコン充電のためにゲーム中断です。まあ、2時間ゲームしたら疲れるので休みましょうという任天堂の粋な心遣いだとしたら、私の負けでいいです。
膝の上に置いておく分にはタブコンの重量は気にならないです。でも私がWii Uを買った目的ってただひとつで、それはスプラトゥーンをやるためなんですよね。しかしスプラトゥーンではプレイにタブコンが必須、しかもジャイロでAim(照準移動)をするわけです。常にタブコンを色んな角度に動かして操作することになります。ジャイロAimは技術的にはよくできていると思いますし、直感的な操作でいいと思うのですが、せわしなく手や腕を動かさないといけないのが本当に疲れますね。まあ、これでたまには腕でも鍛えなさいという任天堂の粋な計らいなら、もう何も言うことはありません。
おそらく私にとってWii Uというのハードの問題の大半がタブコンにあるのですが、結局のところゲームハードの価値は、心の底からやりたいと思わせてくれる決定的なタイトルがあるかどうかであり、それが私の場合はPS4よりもWii Uにあった、もうその時点で私の中では勝負は既についており、私はただタブコンに慣れるしかないのです。いいじゃないですか、スプラトゥーンできるんですから。という雑な結論でこの話は終わりです。
Wii U プレミアムセット shiro (WUP-S-WAFC) |
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