中国政府は、15年間に及んだゲームコンソール機に関する製造・販売への規制を、ついに廃止しました。ただし検閲は一応継続されます。
規制廃止により、ゲームコンソール機を製造販売するSonyやMicrosoftにとっては後押しとなる可能性もあります。Sony Computer Entertainment ShanghaiもMicrosoft Chinaも、中国ゲーム見本市ChinaJoy 2015に出展しています。
ただし前途は多難です。すでにスマートフォン経由でダウンロードできるゲームが普及しており、家庭用ゲーム機はコストが高いとみなされています。
小米科技、百度、ZTEなど中国のテクノロジー企業もゲーム機開発に興味を示しており、中国からライバルが増加する可能性も想定されます。