SamsungのGalaxy Note 5のS-Pen(スタイラス)を、誤って逆さまに入れてしまうと、抜けなくなってしまうという問題が海外ブログAndroid Policeなどを中心に話題となっています。
一部ではiPhone 6のBendgate問題になぞらえて、Sylusgate、SPengate、Pengateなどと呼ばれています。
なぜ逆さまに入れると抜けなくなってしまうのか?9to5GoogleがGalaxy Note 5を分解し、その原理を解説しました。
S-Penには溝がついており、通常、この溝を内部のプラスチックレバーが引っ掛けることで、S-Penが外れないよう固定しています。
固定されたS-Penを、取り外す時は、ボールペンのようにノックをする必要があります。
しかし逆さまに入れてしまった時、プラスチックレバーの部分に、S-Penのノック部分が引っかかってしまうようなのです。
この状況に陥ってしまうと、取り外すのが非常に困難であるだけでなく、S-Penの着脱を検知するセンサーも破損してしまう可能性が高く、ソフトウェア上でS-Penを使うことができなくなってしまうようです。
この問題についてSamsungは、説明書通りに抜き差しするように、と原則論を述べるにとどまりました。
つまり現時点での対策方法は、間違って逆さまに入れてしまわないように気をつけるという一点だけです。