UQコミュニケーションズは、au回線を利用するMVNOサービス「UQ mobile」において、au VoLTEに対応したSIMの取扱いを発表しました。料金プランは既存の4種と同じです。
これまでau VoLTEに対応したキャリア販売のAndroid端末は、UQ mobileやmineoといったau回線のMVNOで利用できませんでした。これはMNOのKDDIが、従来のSIMカードと互換性のないVoLTE用のSIMカードを導入したたためです。
しかし今回、VoLTE対応のMVNO用SIMカードが用意されたことで、やっとau VoLTE対応のAndroid端末でも、再びUQ mobileを使えるようになったというわけです。
SIMカードのデザインも独自のものとなっています。
ただし、このようなMVNO用SIMカードになったことで、auのVoLTE対応機種はSIMロック解除を実施する必要が出てきます。これはmineoも同じです。KDDIは端末の購入後半年間のSIMロック解除を拒否しているので、組み合わせる端末には注意が必要です。
ただ、NTT docomoとSoftBankが、2015年5月発売以降の端末について、自分が購入した以外の端末(家族・友人からの譲渡品や中古白ロムなど)のSIMロック解除を拒否しているのに対し、KDDIは自分が購入した端末でなくともSIMロック解除サービスの対象としているので、その点をうまく活用したいところです。