中国メーカーLetv(楽視)は、Androidファブレット「Le Max Pro」を発表しました。
香港を回っていた時にLetv製端末を宣伝する販促を何度か見かけました。一応説明しておくと、Letvは、同名の大手動画配信サービスLeTV(楽視網)を手掛ける中国の会社です。いわばニコニコ動画のニワンゴがスマートフォンを作っているようなもの、とでも言いましょうか。
しかもその会社のLe Max Proは、Qualcommの次期ハイエンドチップセットSnapdragon 820を搭載した、世界初のスマートフォンなのだから驚きです。
CES2016では、QualcommのCEOであるSteven Mollenkopf氏が自ら登壇し、Le Max Proが世界初のS820搭載機であることをアピールしていました。S820は、S810よりも40%グラフィック性能向上、40%省電力化などと謳われています。
ハードウェアデザインは、ちょうどHTCやHuaweiの製品を彷彿させます。カメラ下部には指紋認証センサー”Sense ID”を備えます。
60GHz帯を用いたWi-Fi 802.11adの高速通信にも対応します。
ディスプレイサイズは6.33インチ、ストレージオプションは32, 64, 128GB、バッテリー容量は3400mAh、カメラは2100万画素、OSはAndroid 6.0 Marshmallowを搭載します。
発売日と価格は明らかではありませんが、米国市場への投入が明言されています。