Huaweiは、Androidスマートフォン「Huawei P9 Lite」を正式発表しました。
本機種の特筆すべき点は、中間価格帯のミッドレンジデバイスながらも、背面には指紋認証センサー、ディスプレイは5.2インチFull HD、バッテリーは容量3000mAhなど、部分的にはハイエンドモデルによくある仕様を取り入れているところです。
ただし、この指紋認証搭載・FHD・容量3000mAhという点は、既に発売されたばかりのHuawei GR5と同一です。
OSはAndroid 6.0、UIはHuawei独自スキンのEMUI 4.1。SoCにはHuawei小会社のHiSilicon Kirin 650 2.0GHz オクタコアを搭載しており個性があります。カラーリングは3色。
実行用メモリは2GBまたは3GB、ストレージは16GB。フロントカメラは800万画素と高画素。ただし、LEICAデュアルカメラを特徴としたHuawei P9とは異なり、リヤカメラはシングルで1300万画素。
P9 Liteはヨーロッパで€299(約3.7万円)で販売される模様です。
Huaweiは、日本国内にはP8 LiteをSIMフリーで投入しており、このP9 Liteも投入される可能性がありそうです。ただ、前述したとおりGR5とかなり近い部分があるので、どのような整合性あるラインナップとするのか、兼ね合いも気になるところです。