KDDIは、7月14日より新たな料金プラン「auピタットプラン」「auフラットプラン」を導入しました。
朝日新聞の報道によると、この料金プランの導入により、MNPで他社からauに流入してきた契約数が2倍に増加したとのこと。ただしあくまでもプラン発表前の7月上旬のうち3日間と、導入後の7月下旬のうち3日間を比較しただけの数字ではあります。
KDDIは、既存顧客が相次いでいわゆる格安SIM、MVNOへと流出しており、これに歯止めをかけたい構図があります。
「auピタットプラン」は、データ使用量に応じて料金が変動する多段階定額制プラン。「auフラットプラン」は、従来より値下げされた大容量定額プラン。いずれも端末購入に伴う通信料からの割引を伴わないプランとなります。現時点ではiPhone新規購入・機種変更に伴うプラン変更では加入できないものとなっています。
安さとわかりやすさを重視したプランと言えるでしょう。
2年毎に新機種を買い換えることを前提とした携帯キャリアのプラン。その高さ、複雑さ、「実質」価格、縛りなどに嫌気が差しているユーザーは多いと思います。そんな人達の受け皿となっているのがMVNOであり、auの新プランなのだと思われます。