米消費者団体の発行するConsumer Reports紙は、電子機器から自動車まで、ありとあらゆる製品を自前の試験施設で比較調査する雑誌です。紙面には一般企業からの広告を受け付けないことから、消費者目線で信頼性の高いメディアだと評価されています。
そんな同紙が、iPhone Xのテスト結果を発表。スマートフォンのベスト10位中9位にはランクインしたものの、iPhone 8 / 8 Plusの下にランク付けされました。
ベスト10のうち、第1位がGalaxy S8、第2位がGalaxy S8+、第3位がiPhone 8 Plus、第4位がiPhone 8となっています。
iPhone Xは今回やや残念な結果といえるかもしれません。これは主に耐久値と電池持続時間といった要因によるもの。
落下テストや回転テストを実施。50〜100回の転倒させる試験で、iPhone Xは1台がデバイスに問題が発生、2台がディスプレイ破損。iPhone 8 / 8 Plusは傷こそできたものの動作には問題はなく、iPhone Xよりも頑丈という結果に。
消費者の一般的な利用方法を再現して行うバッテリー持続時間のテストでは、iPhone 8 Plusは21時間、Samsung Galaxy S8は26時間持続したのに対し、iPhone Xはわずか19.5時間に留まりました。
同紙は、耐久性テストでiPhone Xがダメージを受けなかった場合、iPhone 8 / 8 Plusよりも上位にランクインしただろうとしています。それもそのはず、カメラスコアは静止画/動画あわせて最高点を獲得。OLEDディスプレイとFace IDの顔認識システムも高評価されています。
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