あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。
2018年も「すまほん!!」をよろしくお願いいたします。
どうか読者の皆様方にとって良い1年でありますように。
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2018年、飛躍に期待するものは?
2018年に飛躍しそうなもの、飛躍してほしいと願っているものを書き並べてみました。
VR
バーチャルリアリティ、VRの分野ですね。毎年毎年、「今年がVR元年だ!」なんて言われながら、言うほど元年になっていない年が続いています。
しかしスマートフォン向けのプロセッサの目覚ましい進歩により、持ち運びのできるVRヘッドセットにはSnapdragon 835が組み込まれるようになり、VR対応のスマートフォンも登場しつつあります。Facebookも低価格のVRヘッドセットを今年リリースしますし、今年こそは普及の元年では?、そうなって欲しい、という想いがあります。
AR
バッテリーのブレークスルーがないと専用デバイスの本格普及には至らないのではと思いつつも、既存のスマートフォンに組み込む形で、AR対応アプリも徐々に登場。ポケモンGoなどのゲームアプリが牽引し、じわじわとAR対応アプリが今年増えていき、近い将来、メガネ型のデバイスなんかも再び出てきたりするのではないかと思います。なので、当面の課題はARアプリの充実です。
ゲーム
VRやARを利用した本格的な遊びごたえのあるゲームの登場に期待します。それはARとVRの普及を牽引することにも繋がります。
全固体電池
限界を迎えつつあるリチウムイオン電池に対し、未来の電池「全固体電池」が登場します。TDKは2018年春にも小型の全固体電池を量産化します。
安全性を高めつつ大容量化が可能。このため、スマホから車まで、様々な物に革命が起きる可能性があります。モバイルデバイスに新たな形状をもたらしたり、ARメガネやウェアラブル機器など電池が持たなすぎる機器にも可能性が出てきたり。長いスパンで見て今後の様々な変化の仕込みの年が、2018年になるのかも。
AI
AIが将棋で人間を打ち負かすなど、とにかくAIが話題になった昨年。
スマートフォンにはAI音声アシスタントが標準機能として簡単に呼び出せるようになり、AI音声アシスタントを利用できるスマートスピーカーも多数登場しました。
スパコンや、将棋のプロ対決や、汎用性の高いAIアシスタントといった、雲の上かのようなものばかりがピックアップされがちですが、今年はもっと用途を絞ったAIが身近なところにさらに浸透していくのではと思います。PIM機能に絞った秘書アプリや、膨大な写真をインテリジェントに整理整頓してくれる画像管理アプリなど、限定用途ごとに実用的なAIが登場、普及していくのではと予想します。
ブロックチェーン技術
Bitcoinを始めとした様々な仮想通貨が登場していますが、これらは分散型台帳(ブロックチェーン)を用いています。コンセンサスアルゴリズム、スマートコントラクト、偽造防止/暗号化、P2Pによって構成される分散型台帳。社会を大きく変え得る可能性を秘めた存在です。小額決済や国際送金における遅い送金や高額な手数料といった諸問題の解決はもちろん、経済、小売流通管理からインターネットのあり方まで、ブロックチェーンは様々な分野への応用が期待できます。
これまでは投機としての性質が強かった各種仮想通貨ですが、今後はファンダメンタルズが重視され、より実用性将来性の高いものに投資が行われる傾向が強くなるでしょう。仮想通貨が実際にどう使えるのか?ブロックチェーンを用いて何ができるのか?よりクリアになっていくのが2018年でしょう。
スマートフォン
VR、AR、ドローン、ゲーム、ウェアラブル、AIなど、様々な分野の中心にいるのがスマートフォンです。半導体やGPSなど様々な小型部品の進化と低価格化を推し進めてくれました。Android OSも様々なデバイスへと浸透しています。
流行前夜である個人間送金や仮想通貨を一般消費者が扱うための最も身近なデバイスもまたスマートフォンとなるでしょう。各種テクノロジーの牽引者であり、接点です。
有機EL・2画面により、もっと自由な形のスマートフォンも増えていくことでしょう。
ゲームやオーディオの分野で強いはずのSONYが、今となっては没個性的なXperiaを出しているのは残念なところ。SONYの技術の粋を投じた機種の登場に期待します。