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Google Playで公開されるAPKファイルに、セキュリティ関連のメタデータ付与が始まる

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 Google Playに公開されるAPKファイル(Androidアプリのファイル)に、セキュリティ関連のメタデータの追加が始まったことがわかりました。これは、昨年の12月に発表されていたものです。

利用者・開発者に大きな影響は無し

 この仕様の変更によって、一般にAndroidを利用するユーザ、アプリを開発するユーザに大きな影響はありません。メタデータの追加はGoogle側が自動で対応するため、開発者側に追加の対応も発生しません。

 今回の試みによって影響を受けるのは、APKファイルを直接やりとりしているユーザです。従来ではGoogle Playを経由せずAPKファイルをインストールしたユーザは、Google Playからアプリのアップデートを受けることができず、逐次最新版のAPKファイルを入手する必要がありました。

 今回のメタデータの付与により、オフライン環境でインストールしたアプリもGoogle Playのライブラリに表示され、Google Play上でアップデートを受けることができるようになります。また、受け取ったAPKファイルが、Google Play上からダウンロードされたものということを確認できるため、若干信頼性が向上すると言えるでしょう

 日本のように移動体・固定回線がともに発達した場所では、APKファイルをやりとりするということはあまり考えられませんが、多くの人たちがアプリのアップデートを受けることができる環境になるのは喜ばしいことです。

情報元スラド
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