米半導体大手Qualcommは、Snapdragon 850を正式発表。PC向けに設計されています。これはスマホ向けのSnapdragon 845のクロックアップ版です。
しかし、Snapdragon 850系統の次世代モデルは、もっと野心的な性能を備えている可能性があります。
WinFutureは、PC用に設計されたSnapdragon 1000をリーク。それによるとSnapdragon 1000のサイズは、12×12mmのSnapdragon 850よりもさらに大きい20×15mmに。
ARMのCortex-A76アーキテクチャを使用し、製造プロセスはTSMCの7nm。A76の性能はIntelのノートPC向けSkylake Uプロセッサの性能に近づくことが期待されます。高性能化によりSnapdragon 1000のCPU消費電力は6.5W、SoC全体の総消費電力は12Wに。ノートPCですね。
Snapdragon 1000を搭載したテスト機もなかなかの性能。16GBのLPDDR4Xメモリと2つの128GB UFSフラッシュドライブ、802.11ad Wi-Fi、LTEモジュール、新しい電源管理コントローラーが備わっているとのこと。
PC向けSnapdragonを搭載した魅力的なモバイル端末の登場に期待したいところです。