キヤノン互換低価格レンズなどで知られる中国メーカーYongnuo(ヨンヌオ)は、4Gスマートカメラ「Yongnuo YN450」を正式発表しました。
センサーは16MP マイクロフォーサーズ、レンズはCanon EFマウント。RAW撮影可能、動画性能は4K/30fps。センサーはパナなのにレンズはキヤノン、この時点でもかなり変態なのですが、本機はそれだけにとどまりません。
5インチ FHDタッチスクリーンディスプレイを搭載。OSにはAndroid 7.1 Nougatを採用します。つまりGalaxy NXばりの変態Androidカメラ。ただしGoogle Playの搭載可否は不明。
Wi-Fiのほか、モバイルネットワークを利用可能で、4G / 3Gに対応。プロセッサはQualcomm製オクタコア、実行メモリは3GB、ストレージ容量は32GB、バッテリーは4000mAh。メインカメラとは別にディスプレイ側に取り付けられた自撮り用カメラは8MP。ヘッドフォンジャック、デュアルMIC、GPSも備えます。
最近発表されたLightroomが動くAndroidカメラ「Zeiss ZX1」でさえ、レンズ交換とモバイルネットワーク対応は到達できなかった境地。とんでもない仕様のAndroidミラーレスです。これは期待せざるを得ません。
YN450の価格や発売日、投入市場はまだ明らかにされていません。それどころか、YN450はあくまで型番か仮の名前に過ぎず、正式なネーミングは現在募集中。まだ名前すら不確定な製品ですが、名前の募集コンテストで選ばれた製品名は、2019年1月にWeiboとFacebookで公表するとしていることから、CES2019あたりでより詳細な情報が明かされそうですね。続報を待ちたいところです。