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噂:グーグル、タブレット製品をやめる。ラップトップに集中

 海外メディアComputer Worldは、Googleはもうタブレット端末Pixel Slateの後継機を発表しないと報じました。

(Chrome OS搭載、Googleのタブレット『Pixel Slate』)

 この件についてBusiness Insiderが問い合わせたところ、Google広報担当者は、PixelbookやChromebookといったラップトップにリソースを集中すると回答したとのこと。

 今後数年間はSlateがソフトウェアとセキュリティのアップデートを受け続けるものの、新しいPixel Slate 2はないとのこと。これはGoogleのハードウェアビジネスを率いるRick Osterloh氏がTwitterで追認しています。

 Googleは2019年以降発売に向けて2つのタブレット製品を開発中だったものの、中止され、これらの開発人員は既にラップトップ部門に配置転換されているようです。

 Pixel Slateは、ソフトウェアの未成熟さが指摘されるなど基本的に不評でした。

 競合のiPadはよくできており、今秋にはiPadOSとしてリネームされるなど、タブレット分野ではAppleは非常にいい仕事をしています。Surfaceも生産性で定位置を築いています。ここにSlateの入る余地はありませんでした。

 一方でPixelbookは高い評価を得ており、Computer WorldにGoogle広報担当者が答えたところによれば、Pixelbook 2が2019年末までに発売される可能性は非常に高いとしています。

(Chrome OS搭載、Googleのラップトップ『Pixelbook』)

 Googleは2015年、Android OSを搭載したタブレット「Pixel C」を自ら開発し販売していたなど、かつてはAndroid OS搭載タブレットを出していましたが、既に過去の話。Chrome OS搭載のタブレット端末Pixel Slateの新製品の開発もやめるということは、タブレット新製品の開発から事実上手を引く形になりそうです。今後はPixelbookなどのラップトップ製品に注目していきましょう。

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