先日cheeroよりワイヤレス充電、USB PDに対応したコンパクトなモバイルバッテリー、Energy Plus mini 4400mAhが発売されました。告知とともに注文し、使ってみましたのでレビューします。
背面に表記されているスペックはこちら。品名が異なるのが気になりますが、誤植でしょう。容量は4400mAhと近年のモバイルバッテリーでは少なめの部類。ただし、このコンパクトボディにワイヤレス充電とUSB PDに対応したのは褒めたいポイント。
内容物はモバイルバッテリーとUSB Type-A to Type Cケーブルのみ。
本体中心部には大きくQiのロゴが表記されています。ここにスマホを置くだけで充電できます。ケーブルを別途持ち歩く必要もなく、移動中もポケットに重ねて入れておくだけでOKなのが嬉しいポイント。
電池残量は左上の4つのLEDインジケータで確認します。
本体上部にはLEDライト、USB Type-A(5V2.4A)、USB Type-C(入出力共に5V3A)が用意されています。
最近では関東を襲った台風で大きな被害が発生しましたが、それらの災害に備えてモバイルバッテリーを用意する人は増えました。しかし、懐中電灯は流石に持ち歩けません。
この製品ならモバイルバッテリーにLEDライトも搭載しているので非常時には助かるかもしれません。(なお、cheeroは昔販売していたモデルにLEDライトを搭載していました。cheeroファンには懐かしいのでは?)
側面には電源ボタンがあります。充電したいスマホを重ねて電源ボタンを押すと充電が始まります。長押しすると先程のLEDライトが利用可能になります。
さて、恒例の電圧電流チェックを……といつものチェッカーを取り出し差し込んだところ、動作せず。モバイルバッテリーが初期不良なのか?と一度チェッカーを抜いたら端子がボロっと……。ということで今回は測定できず。申し訳ありません。
さてワイヤレス充電機能が搭載されており、荷物もスマートになるのですが、大きなデメリットがあります。それはワイヤレス充電時は出力が5Wになります。5WはiPhoneに付属しているUSB Type-AタイプのACアダプタと同じ出力なので、満充電にかな?り時間がかかります。
気になる厚さはこんな感じ。比較にiPhone XS Maxを並べましたがそれよりは厚め。ただ重量が115gと軽量ですので、スマホ2台持ちしている人ならそれほど負担にならないかと。
「あまりモバイルバッテリーは使わないけれど、災害や非常時のためにカバンに忍ばせておきたい、ケーブルは鬱陶しい……」というユーザーにピッタリ!4400mAhと聞くと少なめに感じるかと思いますが、近年のスマートフォンは大容量化が進み、逆に10,000mAhの大容量だと使い切らず、中途半端な残量になり継ぎ足すと電池が劣化するデメリットがありますが、4400mAhならスマートフォン1回はフル充電できます。
こんなに軽量なので近場に出かける用のトートバッグに私は忍ばせて置きたいと思います。……あれ?すでにモバイルバッテリーが入っている……?まあ多いに越したことはありませんからね。入れておきましょう。価格も2,180円とお買い得です。