みんなで2019年一番のガジェットを選んでみました。
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ベストバイガジェット
rironriron:Galaxy S10
2019年は、画面内指紋センサが実用レベルに到達し、商用化の第一歩を踏み出した年でした。搭載機種のうち、OPPO R17 Neo、Galaxy S10、Black Shark 2の3機種を購入しましたが、Galaxy S10の超音波式センサが最も優秀でした。
加えて、多眼カメラ、狭額縁化、ワイヤレス逆充電など、トレンドを押さえつつ、縦長画面に最適化したOne UIを導入するなど、質実剛健に進化したGalaxy S10を今年のベストバイに選びました。
最近、右手親指の腹を火傷して皮が一部むけたのですが、どの機種の指紋センサも認証は通るんですね…。
あだっち:携帯扇風機
真夏、真っ昼間、灼熱の日差しのなか、ペットボトルの水とこれさえあれば朝から夕方まで野球し続けることが出来た(流石にプレイ中は使えませんが)ので、たかが扇風機、されど扇風機…と驚愕しました。
近所のヴィレバンで話のネタついでに買ったのですがUSB充電で軽量、モバイルバッテリーとしても使用可能…クリップで襟元に固定できたり、アクセサリーでアロマオイルを使用して癒しの風を吹かせたり…と無駄に多機能だったりして購入当初に思っていた以上に出番が多かったです。今後はドローンのように浮遊して送風できるようになったりしたら面白いと思うのですが、今後も変態ガジェットに期待しつつケータイファンをベストバイガジェットにしたいと思います。
ひかるん:Logicool SW-M570
今年は3Dモデリングをする機会が増え、マウスをよく使うようになったため、手首の負担を抑えようとワイヤレストラックボールマウス SW-M570購入。専用ソフトウェアで各アプリごとにショートカットを割り当てることができ、作業の効率化が図れる。慣れるまでに時間はかかったが、指を動かすだけで操作ができてしまうので、あまり動きたくないときなど、非常に便利。
あやさん:Huawei P20 lite
「物は大切に使うべきだ」(2017, 2018)と言ってiPhone 6を使い続けていたが、あまりの動作速度の遅さに加えて、通常通話マイクが正常に動作しない不具合も発生したため、3月にとうとう買い替えた。
選んだのは、2万5千円程度という安価ながらチップ性能も悪くないP20 Lite。
ゲームはやらないので、普段の操作感に不満はない。今風なノッチデザイン、ダブルレンズなため、「安物」のわりに「今どきのスマホ」を使っていますという顔をできるのもよい。指紋認証もストレスなく動作する。ダブルSIMスロットも、海外渡航の際に威力を発揮。
ただしセンサーの制御が甘いため、耳に当てて、とくに歩きながら通話していると、顔や髪の毛に反応して誤操作が入り、機内モードになって通話が切れたりするのには困る。
全体的には、「この値段でこのクオリティなら、まあ文句なし」という評価。付属のゴムカバーを装着して使用。本人がどんくさいため、よく机などから落とすものの、幸いにもまだ画面は割れていない。
そっぷる:SONY α7 Ⅲ/α7 RⅢ
今年4月までα7 ⅡにEFレンズを使う環境でしたが、本格的にEマウントに移行しようとα7 ⅢとSEL1635Z、SEL24105G、SEL85F18を購入。アダプタがなくなった上にSONY純正レンズに一式置き換えたので、瞳AFも快適。
そして9月に追いα(?)としてα7 RⅢを購入。8Kタイムラプスも作れるほどの高画素機なので、かなり満足。二台の第三世代α7で今年一年楽しい写真ライフをおくれました。
ivara:LUMIX S1H
マスターモニター品質の映画スマホ「Xperia 1」を選出するか、LTE内蔵UMPC「MAG1」を選出するか、迷いました。どちらも理想を追求する素晴らしい尖ったモデルでありながら、どちらもワーストバイに選出しようか迷う程度には、それぞれ弱点や部分的な品質の低さも抱えており、愛しいからです。
単に道具としてベストを選ぶなら?ということでLUMIX S1Hを選出。VARICAM水準の色域と冷却ファンにより動画性能を高め、ミラーレス機初のNetflix認定で映画制作にも用いることのできる究極の変態カメラです。高性能過ぎて持て余している感があります。
フルサイズセンサーを活かした動画制作はもちろん静止画撮影にも威力を発揮。液晶がフリーアングルなのも嬉しい。大満足ですが、強いて言うなら筐体サイズがちょっと大きめなので、日常的に使う用のサブカメラが欲しくなってくるのが弱点ですね。
らいち:RICOH GR III
「ポケットに入る超高画質」という謳い文句の高級コンパクトGRシリーズの最新機種。iPhone11に採用されたイメージセンサーと比べ15倍のAPS-Cサイズセンサーは「アクセラレータユニット」により他社フルサイズ機にも匹敵する高いダイナミックレンジで、シャープで色乗り良し、レンズ補正を適用せずとも湾曲が少なく、逆光に強い抜群の”ボケる”単焦点レンズ、強力な手振れ補正、マクロモード搭載と「僕がカメラに求める全て」が詰まったコンパクトデジタルカメラです。
重さは257gで、ケースをつけたスマートフォンと同じくらい。大きさも二回りほど小さいです。
もちろん、風景写真から「飯テロ」テーブルフォト、ポートレートまでなんでもこなします。暗い環境でAFが迷う(弱い)、内臓フラッシュ非搭載などの欠点はあるものの、筆者の許容範囲内。充電・通信端子にUSB Type-Cが採用されているのもうれしいポイント。
筆者はコミケで毎年コスプレをよく撮っているんですが、「今回はなにか違う試みがしたい」と思い、昨今のフルサイズブームでα7シリーズやEOS Rなどを始めとした新機種・高級機材がひしめく会場で、この”コンデジ”で、写真をたくさん撮ってきました。年始に記事にする予定なので、是非お楽しみ頂けたら嬉しいです。
らいち:iPhone11(次点)
なんでみんなスマートフォンをもっと選出しないんだよ!と思ったので、次点も挙げてみました。
一昔前のiPhoneを彷彿させる値段でありながら、上位のiPhone 11 Proシリーズと同様の処理系を採用し、防塵防滴、広角レンズ搭載、手ぶれ補正機能による長時間露光撮影が可能など、トレンドを抑えた堂々のベースモデル。使った印象は「ベストに近いベターな携帯電話」です。「安いモデルを使っている」という印象になることがありませんでしたし、不満が出ないというのは素晴らしいことだと思います。
ワーストバイガジェット
そっぷる:Onkyo SR-343(スピーカーアンプ)
2015年くらい発売の製品かと思いますが、ヨドバシアウトレットで安かったため購入。しかし筆者が利用しているLGのテレビとは相性が悪いようでARCが利用できない、特定の条件下に置いて電源が落ちることが判明。
サポートへ連絡するも、「国内メーカーのテレビ以外は動作保証の対象外。なおその記述はどこにも記載してないけど」と解決しようという意思が見られず二度とOnkyoは買わないと決めました。しかしOnkyoはホームAV事業から撤退する予定でした、が売却先と折り合いがつかずOnkyoが継続するそうです。残念ですね。