サムスン電子が開発中と噂の三つ折りスマートフォンについて、その手がかりが最新のユーザーインターフェース「One UI 8」の内部コードから発見されました。Android Authorityが伝えました。
発見されたアニメーションからは、3つのパネルと2つのヒンジで構成される本体デザインが確認できます。
3つ折りといえばファーウェイの「Mate XT」ですが、閉じた時に外側に画面がむき出しになってしまうので耐久性に課題があるのですが、、サムスンの方式は大きさの違う2つのヒンジを備え、閉じた状態ではフレキシブルOLEDが露見しないよう保護するので、耐久性が高そうです。
ただし、カメラを搭載する右側のパネルを内側に折りたたまないよう警告する表示も含まれているそうです。操作ミスするとカメラ突起がフレキシブルOLEDを自ら破壊してしまうことになりそうです。
これまでの噂では、内部的なコードネームは「Q7M」であるとされてきましたが、One UI 8のコード内では「Multifold 7」という名称で言及されているそうです。最終的な製品名はまだ確定していませんが、市販時には「Galaxy G Fold」という名前が与えられるとも。
これまでのリーク情報によれば、この三つ折りデバイスは9.96インチの折りたたみ式ディスプレイと、6.54インチのカバーディスプレイを備えるとされています。本体の重量は約300gで、まずは韓国と中国市場限定で投入される可能性が伝えられています。