中国メーカーZTEは高度な5G通信可能な最新フラッグシップスマートフォンZTE Axon 10s Proを発表しました。といっても今回発表したのはスペックに関する情報がメイン。
ZTE公式プレスリリースによると、ZTE Axon 10s ProはSoCにQualcommの最新チップSnapdragon 865 5G Mobile Platformを搭載し、OSはAndroid 10。同SoCには5Gの高度な通信ができるSnapdragon X55 5G Modem-RF Systemが内蔵されています。
また、制御信号とデータ送信のどちらも5G NRで行うSA(スタンドアローン)と、制御通信ではLTEを利用するNSA、両方の5G通信に対応。
加えて、ZTE Axon 10s ProはWi-Fi通信の最新規格であるWi-Fi 6に対応しており、低遅延で理論上、最高1.2Gbpsでの通信が可能。
最新のLPDDR5 メモリにUFS3.0ストレージ搭載をしており、リード/ライト共に高速で省電力になっているとのこと。
ZTE Axon 10s Proの正確な発売日や詳細な価格は現時点では不明。一方で、ZTEの上級副社長のXu Feng氏は「ZTE Axon 10s Proの他に、2020年の第一四半期に3000元以下(日本円で4万7000円)でお手頃な5G対応端末を複数台展開する」とも明かしています。