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夜景も100倍もオールインワン!Huawei P40 Pro+など3機種発表

 Huaweiは、発表会を開催し、Huawei P40シリーズを発表。P40、P40 Pro、P40 Pro+の3種類が発表されました。いずれもGMS(Google Mobile Service)非対応。

Huawei P40シリーズ発表。目玉はP40 Pro+

驚異的!フロントカメラ

 Huawei P40シリーズの最大の特徴は何と言ってもカメラ機能。P40 Pro+を中心に紹介していきます。それぞれの機種の大きな違いはカメラ構成などですが、超広角カメラとメインカメラは共通。

  • P40:40MP 超広角カメラ、50MP RYYBメインカメラ、8MP望遠カメラ
  • P40 Pro:40MP 超広角カメラ、50MP RYYBメインカメラ、12MP望遠カメラ、深度
  • P40 Pro+:40MP 超広角カメラ、50MP RYYBメインカメラ、8MP 光学10倍望遠カメラ、8MP 光学3倍望遠カメラ、深度

(40MPの超広角カメラに、50MPのRYYBメインカメラ、光学10倍望遠カメラ、光学3倍望遠カメラ、深度カメラ、色温度センサーを搭載)

 望遠カメラは、光学10倍ズームに、デジタル100倍ズームを搭載。世界初、センサーに届くまでに5回も屈折するペリスコープ式望遠カメラとなっています。2軸の光学式手振れ補正を搭載しています。

 Galaxy S20 Ultraの100倍ズームよりもディテール、色味がはっきりしていることをアピール。

 10倍ズームでアフリカの動物たちを鮮明に撮れるとも。

 メインセンサーはGalaxy S20 Ultraの1/1.33インチを超える1/1.28インチのSONYと共同開発したRYYBセンサーを搭載。iPhone 11 Pro Maxの2倍のセンサーサイズであるとしています。画素数は5000万画素。

 静止画のISOは最大409600、動画では51200まで可能。iPhoneやGalaxyとは大きな差が出ています。(高ければ高いほどいいというわけではありませんが、過去のデータから言うと、Huawei端末はISO感度が高くてもノイズが抑えられているので優秀)

 ホワイトバランスを調節するために、色温度センサーを搭載。AIの力と組み合わせ3色の線スペクトルと8色の線スペクトルで合計11色の波長を実現。色精度が全モデルより45%高くなったとのこと。

 専用のXD Fusion Image Engineの中では2台のカメラで撮影したRAW画像を多重合成。より明るく、鮮明な画像に仕上がります。

 ナイトモードは短いシャッタースピードでも他の機種より明るく撮影できると主張。サイズの大きいセンサーが力を発揮します。

 Pixel Fusion技術では理屈上、4×4の16画素を1画素として扱うことでより1画素当たりのサイズが疑似的にアップし、より多くの光を取り込むことができます。ちなみに、Galaxy S20 Ultraの108MPセンサーでも同様(ただし3×3の9ピクセル)のことを行っていますが、Galaxy S20 Ultraではこの場合、1ピクセルあたり2.4㎛のになるのに対し、Huawei P40 Pro+では1ピクセル当たり4.48㎛になります。(大きいほうが光を取り込みやすい)

 Mate 30 Proと同様に、7680fpsのウルトラスローモーションも健在。ズームした方向の音を強調するオーディオズームも搭載されています。

 Huawei P40シリーズは写真を撮影後の加工技術も優秀。iPhoneなどのライブフォトのような感覚でシャッターの前の瞬間をキャプチャし、万が一撮影に失敗してもその中からより良い写真を選ぶことが可能。それだけではなく、その撮影前後の瞬間をキャプチャすることで、AIによる処理と組み合わせて、写りこんだ通行人を消す「AI Remove Passersby」、ガラスに映るスマホ本体の反射を削除する「AI Remove Reflection」、といった機能が搭載されています。

よく詰め込んだ、インカメラ

 インカメラはスクリーン上のパンチホールカメラ。このサイズに、多数の機能が詰まっています。

 カメラ構成は、3200万画素のカメラに深度カメラが2つ、近接センサ&照度センサが搭載されています。

 この深度カメラを用いて、低照度化でも認証できる、赤外線による3D顔認証システムを搭載。

 さらに、Google Pixel 4のような手をかざすだけでスマートフォンをコントロールできる「AI GESTURE CONTROL」に対応。上下に手をかざすとスクロール、つまむとスクリーンショットが撮影できます。

デザイン

  ついに上下左右、四辺がエッジディスプレイとなった「HUAWEI Quad-Curve Overflow Display」です。上下左右のベゼルを極限まで小さくした、「画面ほぼディスプレイ」なスマホです。背面はセラミック。

 ベゼルの細さを他社スマホと比べてアピール。

Huawei Share

 シンプルに言えば、「かざすだけ」。スマホをかざすだけで、MateBookやMatePadにスマートフォンの画面を立ち上げられるほか、PC上からもスマートフォンの操作が可能。ワンタッチでコピペ、ワンタッチでデータ転送。これぞ「シームレス」。

スペック

 5Gチップを内蔵したHuawei独自SoC、Kirin 990 5Gを搭載。

 全モデルからのスペックアップ、Wi-Fi 6の最高速度の速さなどを謳っています

 また、eSIMを搭載し、Nano SIM+eSIM+NM CardのデュアルSIM+メモリーカードの構成が可能。また、スロットはNMカードと排他利用ではありますが、Nano SIMカード2枚でデュアルSIMも可能です。また、5G+VoLTEのデュアルSIM、VoLTE+VoLTEのデュアルSIM対応についても強調しています。

 EMUI 10.1、Huawei独自の音声アシスタント、Celiaを搭載。

 内蔵メモリは全モデルで8GB、ストレージはP40が128GB、P40 Proが256GB、P40 Pro+が512GBとなっています。P40 Pro/P40 Pro+は40W Super Fast Chargingやワイヤレスリバースチャージなどにも対応しています。イヤホンジャックはなし。P40はIP53防滴防塵、P40 Pro/P40 Pro+はIP68防水防塵に対応。

価格、発売日

 価格はHuawei P40が799ユーロ(約9万6000円)、P40 Proが999ユーロ(約12万円)、P40 Pro+(約16万9000円)が1399ユーロとしており、P40、P40+は4月7日に、P40 Pro+は6月以降に発売予定です。

 純正ケース、純正ギフトボックスなどもアナウンスされています。

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