最新「第4世代 iPad Pro 12.9インチ」開封&ベンチマーク。そしてA12Zとは? すまほん!!

 3月25日より販売が開始した第2世代 iPad Pro 11インチ及び第4世代 iPad Pro 12.9インチ。通常なら同日発売のキャリアは2日遅れた27日販売開始とApple製品では珍しいスタートでした。

 そんなことを知らなかった筆者はキャリアで予約したため、通常より遅れて入手しました。今回購入したのは第4世代 iPad Pro 12.9インチ。購入キャリアはSoftBank。機種変更扱いなのでオンラインでサクッと手続き完了。しかし本手続きは手続きする回線からじゃないと進めないの、罠すぎるよ……。

開封

 さくっと開封していきます。前モデルと比較して変わったのはカメラ部分。箱にも大きなくぼみができています。

 付属品は18WアダプタとUSB Type-Cケーブルのみ。セルラー版の場合はSIMピンも付属します。

 背面は新たに搭載されたLiDARセンサーとiPad初の複眼化。広角と超広角の2つのカメラを搭載。

Sponsored Link

 背面下部には引き続きSmart Keyboardや新たに登場したMagic Keyboardを接続できるSmart Connecterが用意されています。端子はもちろんUSB Type-C。

 外観でわかる違いはこの背面のカメラのみですね。iPad Proは約1年半ぶりの新型ですが、正直新しさをあまり感じませんね。

 内部の変更点を簡単に紹介するとSoCががA12XからA12Zに、RAMが全容量6GBにと変わった程度。正直一つ前のiPad Proを持っている人は買い換える理由がないです。何なら今から一つ前のモデル買っても良いくらいです。

アクセサリー

 アクセサリーはApple Pencilと純正のSmart Folio、Nimasoのガラスフィルムを用意しました。

 以前のiPad Proで利用していたLightning端子にぶっ刺すApple Pencilは前モデル以降利用できなくなったのでさよなら。磁石でカチッとくっつく第2世代Apple Pencilを購入しました。

 ケースにはMagic Keyboardがほしかったのですが発売が5月以降ということもあり、”つなぎ”としてApple純正のSmart Folioを購入しました。側面は保護されませんが、Apple Pencilの使い勝手の良さ、純正品ならではのかっこよさはサードパーティ製とは比べ物になりませんね。

Sponsored Link

 ガラスフィルムはNimasoのものを購入しました。ペーパーライクフィルムなどありますが、個人的に写真や動画を見ることが多いので綺麗に見れるほうを……とこちらを選択しました。

ベンチマーク

 ベンチマークを計測しました。まずはAntutuから。約70万の高スコア。しかし一つ前のA12Xを搭載したモデルが約70万前後のベンチマークスコアです。比較するとほぼ横ばいということに。

 ちなみにこちらは10.5インチiPad ProのAntutuスコア。こちらは2世代前ということもあり、比較すると2倍違うことに。

 次にGeekbench 5で計測。シングルコアが1117、マルチコアが4701とスコアとしては結構良い数字ですが、こちらも一つ前のモデルと比較すると、シングルコアが1111、マルチコアが4575と誤差レベルの違いしかありません。

 こちらは2世代前の10.5インチiPad Proのスコア。シングル、マルチともにスコアが向上しています。

Sponsored Link

 第4世代iPad Pro 12.9インチ、及び第2世代iPad Pro 11インチに搭載されている、A12ZはA12Xと比較して変更されているのがGPUのコア数が7から8に変わったことです。しかし、一説によるとそもそもA12Xは8コア搭載されてあり、意図的に1つのコアが封じられています。それがA12Zで解禁されたそうです。つまり、A12X=A12Zということです。

A12Zとは?5G非対応はなぜ?

 これはなぜか。これは個人的な考えですが、A13XまたはA14Xの開発が間に合わなかったのではないか。2020年には7nmから5nmプロセスへと移行していく予測です。そのためA14は5nmプロセスで量産される噂もあります。しかし、2020年初頭には歩留まりや新型コロナウイルスなど多岐にわたる問題により、量産体制が整わなかったのではないかと考えています。

 そしておそらくですが、年内に新しいチップセットの量産体制が整い、新たに5Gに対応した新たなiPad Proが登場する可能性も否定できません。そんな短いスパンでリリースするか?と思いますが、Appleならありえる話です。

 過去の例では2012年には第3世代が3月に、第4世代が10月に販売されています。第3世代と第4世代の違いはチップセット、4Gへの対応、コネクタの変更が行われています。特に第3世代においてはRetinaディスプレイに対応するため第2世代のA5チップのGPU強化版、A5Xが搭載されていました。境遇としてはまさに瓜二つの状態が整っています。

Sponsored Link

 また近年においては昨年2019年8月に発売した15インチMacBook Proがあります。このMacBook Proは3ヶ月後に発表された16インチへバトンパスし、15インチの販売が終了しました。

買うべき?買わないべき?

 無理に買わなくても良いです。一つ前のモデルを使っているなら特に。ただARゲームを頻繁に遊ぶなら検討の余地はありそう……。

 筆者のように今使っているiPadの電池もちが悪くなってきた、Smart Keyboardが故障した、液晶が変色してきた、Apple Careが切れて修理できないなどなにかしらの問題を抱えているユーザなら買い替えても良いと思います。正直な話5Gが普及するにはもう2年ほどかかると思いますし、4Gでも最近はよほどの事がない限り遅いと感じることは少ないかと思います。

 文中でも言いましたが、あえて一つ前のモデルを今購入するのもありです。A12XはA12Zとほぼ変わらないので、選択肢として十分アリです。新たに発売するMagic Keyboardも利用できるので、機能差としてはLiDAR、RAMが4GBであること。それ以外は共通なので、価格次第ではポチるのもアリです。

 後日、第4世代iPad Pro 12.9インチの詳細なレビューをお届けできればと思っています。