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謎の「ThinkPad X1 Nano」が存在?

 海外サイトNotebookcheckは、GitHubドライバーページにLenovoの未確認デバイス「ThinkPad X1 Nano」および「ThinkPad X1 Next」を発見したと伝えました。

 同サイトは、ThinkPad X1 Nanoはそのネーミングから、11インチ~12インチの小型X1 Carbon、タブレットではないかと推測します。ThinkPad X1 Tabletは2016年に発売しましたが、後継機不在です。

 なお、この件について国内サイトAndroPlusは、RealtekのFTPサーバーにアップロードされたオーディオドライバーのリリースノートから「ThinkPad X1 Nano (Zeus)」を発見。他にもThinkPad X1 NextやThinkPad X13 AMDの名前も見つけたといいます。

 AndroPlusは、PC WatchのThinkPad主任エンジニアへのインタビュー記事の「とくに日本のお客様には喜んでいただけるのではないか」との発言から、日本市場で盛り上がりの兆しのある10インチ以下のいわゆる「UMPC(ウルトラモバイルパソコン)」の新機種が、ThinkPad X1 Nanoではないかと推測しています。

 筆者もThinkPad X1 Carbonを愛用しており、UMPCには思い入れがあるので、個人的にはUMPC版ThinkPad X1が登場することを期待したいです。

 そういえば以前、大和研究所の12インチ級のX1 Carbon試作機がお披露目されていました。当時薄型の12インチのMacBookが注目を集めていた時期だったので、欲しかった記憶がありますが、拡張端子を備えたX1 Carbonのコンセプトで十分とされ製品化はされていません。

(Notebookcheckの予測通りならこっちがNano?右が製品化されていない12型 X1 Carbon試作機 画像出典:engadget

 しかし、もし仮に10インチ以下のUMPCならインターフェイスはある程度犠牲にしても良さそうなところ。なにかおもしろいものが出てくるのではとワクワクしますね。

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