Galaxyを含めたAndroid端末によく言われることとして、「ケースが少ない」ことが挙げられます。
確かにそれは事実ではありますが、Galaxyシリーズは、メーカー自身が高”機能”な純正ケースを多数用意しています。ケースなのに”機能”という言葉に疑問を感じられた方もいるかもしれませんが、その言葉の通り、”機能”が豊富なケースがたくさんあります。今回から、Galaxy純正のケースについて、順番にレビューしていきたいと思います。
今回ご紹介するケースは、「Protective Standing Cover」です。
特徴
このProtective Standing Coverは、米国国防総省のMIL規格の落下試験をクリアした、端末保護に長けた製品となっています。この試験は、1.5mの高さから鉄板の上に24方向の向きでスマートフォンを落とし、起動することが確認できるかというものです。
また、背面にはキックスタンドが付いており、2段階の傾きで端末を立てることができます。
カラーはブラックとシルバーの2色展開。最新のGalaxy S20シリーズをはじめとして、Note10シリーズやS10シリーズなどにも製品が販売されています。
購入!
今回購入したのは、Galaxy S10+用のProtective Standing Coverです。外観や機能性はS20のものと変わりません。早速装着してみました。
使用感
やはり耐衝撃能力が高いだけあって、なかなか分厚く、ごつくなるので手の小さい女性には少し持ちにくくなるかもしれません。純正ケースだけあって、フィット感はばっちりですが、エッジ部分がむき出しになっているのは少し怖いです。このケースの利点を引き出そうと思うと、画面保護フィルムと合わせて使う必要がありそうです。
純正ケースですので、もちろん端子類とのフィット感はばっちり。
デザイン
デザインに堅牢感がありますね。ジュラルミンケースのような見た目ですが、実際は外側の部分は弾力のあるラバー系の素材、背面部分はポリカーボネートでできています。内側に端末名称とワンポイントアクセントがおしゃれで好きです。装着してたら見えませんけどね。購入したのはブラックですが、濃紺色的な色でした。
機能性
キックスタンドの使用感はこんな感じ。横向きに置いたときは、しっかりと安定感があります。2段階調節も可能。
縦向きに立てることも可能なのかと思っていましたが、縦向きの方向に立てると「一応立つけどグラグラするし壊れそう」なので、縦向きに立てる用途には向いていません。
キックスタンド自体は割と簡単に外れる仕様となっています。このことで、キックスタンド自体が折れることを防いでいる、ということかもしれません。
このキックスタンド、公式に推奨されている使い方ではないのですが、片手で持つ際にバンカーリングの代わりの役割をしてくれます。このケース自体に別のバンカーリングを付けることは難しそうですが、このキックスタンドがかなり使えます。
総評
見た目からしてしっかりと守ってくれそうなケースです。筆者はフィルムを張っていないので、実際に落としてみるというのは怖くてできないですが、かなり衝撃を吸収してくれそうです。Amazonのレビュー欄にも、実際に落としたけど助かったというようなレビューもちらほらあります。ケース自体もかなりかっこよく仕上がっているので、Galaxyシリーズを使っていて耐衝撃性に優れたケースが欲しいという方にはお勧めです。