ASUSは、予告通り7月22日に「ROG Phone 3」を正式発表しました。
CPUには、待望の3.1GHz Snapdragon 865 Plusを搭載。もちろん通信は5G対応。ディスプレイは6.59インチ有機ELディスプレイでアスペクト比は19.5:9(2340×1080)。リフレッシュレート144Hz、270Hzタッチレポートレート、低遅延25ms、10点マルチタッチに対応、フリッカー低減、ブルーライト低減と長時間快適にゲームをできるようになってます。さすがはゲーミングスマートフォンを謳う製品ですね。
Xモードという、性能を最大限に引き出す機能があり、システムパラメータ、ディスプレイ設定、タッチコントロール、ネットワーク設定を自分でカスタマイズすることも可能。
バッテリーはなんと6000mAh。これだけでもかなりの大容量バッテリーですが、ソフトウェアの最適化をすることにより、最大2倍寿命がもつとのことです。さらに省電力メカニズムによって非アクティブなアプリを制限することで、最大67%の省電力化ができるようです。
前面ステレオスピーカーをダブルで搭載。Game FXはオーディオメーカーDiracと協力して調整した立体音響に対応、迫力のあるゲーム体験が可能。ワイヤレス接続はBluetooth5.1に対応し、Qualcomm aptXをサポートしています。
AirTrigger 3に対応。側面部の超音波式L/Rトリガーのほか、新たにモーションセンサーにより垂直方向の揺れを検出して画面上のタップのシミュレーションも可能に。
カメラはSony IMX686センサーを使用し、6400万画素広角レンズ、1300万画素超広角レンズ、マクロレンズのトリプルカメラ。セカンドカメラは35mm換算で焦点距離11mm、画角125°超広角。メインレンズも35mm換算で焦点距離26.6mm広角。ビデオは8K30fpsに対応し、4Kは60fpsに対応。
アクセサリーは7種類展開しており、そのうち、保護ケースの一つであるAero Caseと外付けクーラーのAeroActive Coolerは端末に同梱されるようです。もちろんAero Caseを装着したままAeroActive Coolerは装着可能。表面温度を最大4℃下げることが可能。
このAeroActive Coolerには、本体にはない3.5mmイヤホンジャックがついているので、USB-Cに変換せずに様々なイヤホンやヘッドホンが楽しめますね。
その他のアクセサリーは、ケースが光るROG Lightning Armor Case、デュアルディスプレイ化できるTwinView Dock 3(ディスプレイは端末と同様に144Hzリフレッシュレート)、任意のコントローラーを装着できるROG Grip、端末に装着できるゲームパッドKunai 3、ドックとして使用するMobile Desktop Dockが展開されています。TwinView Dock 3,Kunai 3,Mobile Desktop DockにはAeroActive Cooler同様に3.5mmジャックがついています。
端末カラーは艶消しブラック1種類のみですが、実行メモリと容量は最大表記で、ネットワークの表記がA,Bバージョンがあることからスペック違いのモデル、国別モデルが用意されることが予想されます。
OS | Android 10 ROG UI |
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SoC | 3.1GHz Qualcomm Snapdragon 865 Plus オクタコア |
メモリ | LPDDR5 16GB(最大) |
容量 | 512GB(最大) |
画面 | 19.5:9(2340×1080)6.59インチAMOLEDディスプレイ リフレッシュレート144Hz、タッチサンプリングレート270Hz 10点マルチタッチ、タッチ反応25ms |
カメラ | 6400万画素F1.8(35mm換算26.6mm)+1300万画素(35mm換算11mm)+500万画素マクロレンズ |
インカメラ | 2400万画素(35mm換算27mm) |
電池 | 6000mAh |
寸法 | 171×78×9.85mm, 240g |
その他 | Xmode,GameFX,AirTrigger 3,30W急速充電 |
日本国内発売日は9月26日。バージョンはType-A。実行メモリ12GBモデルは税別11万9800円、16GBモデルは税別12万9800円。