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VAIO SX12/SX14/S15に更改。「遠隔勤務ならVAIO」のワケ

 VAIO株式会社は、VAIO製品のアップグレードを発表しました。遠隔勤務や外出自粛を受けて、今回12インチ/14インチの新モデルを投入、そして15インチのカスタマイズ項目を増加&新色追加。

遠隔勤務の実情

 遠隔勤務(テレワーク)の実情について、2020年7月にVAIOが調査したところ、70%強が一度遠隔勤務導入に踏み切っており、50%が遠隔勤務が継続、25%は正式化を進めており、今後普遍的な働き方になることが見込まれるといいます。

(遠隔勤務は新しい普遍的な働き方に)

 遠隔勤務に応えるPCの要件として、モビリティを挙げるユーザーがー多く、モバイルPCが適切だろうと考えられるのだとか。

(モビリティ、電池、CPU、丈夫さ)

 今回投入する新モデルは、コロナ禍の遠隔勤務で不可欠なオンラインミーティングに最適なCPUへの更新、電池持続の進化、Wi-Fi/SSDといった基本性能の底上げといった3つの観点に最適化。

新モデルの仕様

 個人向けモデル「VAIO SX12 / SX14」と法人向けモデル「VAIO Pro PJ / VAIO Pro PK」がアップグレード。発売日(最速お届け日)は10月9日。

新仕様(個人/法人共通)

 CTO選択肢のうち、従来のSATA SSDをスタンダードSSD PCIeに置き換え。高速、暗号化機能も標準搭載。CrystalDiskMark7.0.0での計測でも読み書きはRead性能は3.5倍へと高速化。12GBのファイル転送では、従来は64秒かかっていたものが、35秒までに短縮。大きく底上げされました。もちろん、さらに高速なハイスピードSSDの上位構成も選択可能。

 通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に新対応。対応周波数が増え、混み合っていても高速に繋がりやすくなりました。

 フルインターフェイスによる画面出力も強化。4K出力時、従来モデルではHDMIは24Hz、Type-Cでは30Hz止まりだったのが、新モデルではHDMIは60Hz、Type-Cでは5K/60Hzまで向上。複数画面での生産性も爆上がりですね。

法人向けモデル「VAIO Pro PJ / VAIO Pro PK」

 これまで第8世代プロセッサーを採用していた法人向けモデル。第10世代Coreプロセッサーへの更新Irisグラフィックスにより、CineBench Ver15 OpenGLでの比較によれば、従来モデル比129%性能向上。CPU性能も着実に向上。

 バッテリー素材の見直し、進化により、ほぼ同じ筐体重量・サイズで大容量化を実現。14インチモデルでは、個人向けモデルで取り入れていた省電力液晶への切り替えにより、FHDモデルでは約2倍の駆動時間増大。

 顔認証・指紋認証や起動時BIOS認証にも対応。キー入力でのパスワードもしくはBluetooth端末スマホやUSBフラッシュメモリーで起動、法人向けに相応しい手間なく強固な認証を実現。

個人向けモデル「VAIO SX12 / SX14」

 Iris Plus Graphics搭載、そしてVAIO True Performanceにより性能を向上。Web会議やOffice同時使用など、遠隔勤務のマルチタスクでも快適に動作。

 新開発バッテリーやSSD刷新と言った強化も実現。バッテリー容量は従来モデルでは35Whであったのが、42.5Whまで強化。電池容量増加にも関わらず、最小重量は従来モデルをキープ。ただし上位構成は他の部分の強化に伴い、重量は微増しています。

 外観は流用で変化はないものの、メカ部品、組み合わせの部分や細かい隙間など確実に進化、完成度が上がっており、長く使える製品に仕上がっているといいます。

 また、VAIO SX14では実行メモリを最大32GBを選択可能に。VAIO SX12は引き続きFHD解像度までとなっていますが、これは現時点で調達できている部品の関係で、WQHDについては今後検討するとしています。

VAIOらしいこだわりを踏襲

 テレワークでも高い評価を得ている、カタカタうるさい音が聞こえない静寂キーボードを継承。スリムベゼルだがペン挟みやひねり試験など、やりすぎ感のある耐久試験をクリアする高い堅牢性や、日夜国内メーカーと研究開発している天板やパームレスト、精緻な作りを実現するために開発や製造を国内で行うなど、これまで通りのVAIOらしいこだわりを続けています。

(個人向けモデルでのみ選択可能なRED EDITION)

白色追加!VAIO S15

 外出自粛を受けての需要に応えるべくオールインワンPCの「VAIO S15(法人向けはVAIO Pro PHの名称)」もアップグレード。発売日(最速お届け日)は11月6日。

 HDRに対応した高輝度、ハイコントラストな4K UHDディスプレイを搭載。白も黒も潰れず質感豊かな表現が可能。Adobe RGBカバー率100%相当の高色域。音響面はDolby Atmos対応、内蔵スピーカーでもヘッドホンでも臨場感ある音を楽しめます。

 ユーザーからの要望が多かったというホワイトを追加。天面やキートップ、タッチパッドは白。アルミパームレストは高輝度なアルマイト仕上げ。清潔感のある印象に。

実演:遠隔勤務でも安心、VAIOの電波性能

 長野県安曇野市VAIO本社の試験室。金属で覆われた構造で不要な電波を遮断し、PCの電波性能を測定します。

 他社製品だと、木製デスクではなく鉄板の上に置くと通信速度が大幅に低下。金属は電波を反射するなど過酷な環境と言えます。これに対し、VAIOはほとんど通信速度を低下することなく高速通信が可能。

 これはVAIOが電波を受けやすくアンテナをディスプレイ上辺に配置する設計によるもの。遠隔勤務による会議が普遍化しつつある昨今、安定した通信品質は特に重要なポイントと言えます。

 昨今のコロナ禍での遠隔勤務需要にしっかり応えるため、良さを継承しつつ、アップグレードを加えたのが今回の新しいラインナップとなっています。

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